TPPの何が問題か

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  • 緑風出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846114060

作品紹介・あらすじ

貿易自由化は、経済の国境の壁を「貿易障壁」という言葉で排除してきた。この壁が取り払われれば、すべての企業が同じ条件で競争することを強いられる。このことは、巨大多国籍企業が思いのまま世界を蹂躙できるようになることを意味する。米国を軸にしたTPPは、レベルの高い自由化を目指しており、原則的に例外は認められない。また、ISD(投資家国家紛争処理)条項で投資家の訴えを認めたり、「ラチェット条項」で後戻りを認めない規定も設定されると予想される。そうなれば、自給率が低い日本の農業は壊滅的な打撃を受け、遺伝子組み換え食品や感染症の危険のある牛肉などが我々の食卓を占拠することになる。いま必要なのは、世界の農民、市民と連帯して、このグローバリズムに立ち向かうことである。

感想・レビュー・書評

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  • 例の如く間違い/妄想のオンパレード。

    「現場の人員は削りに削られていると思われる。安い賃金で長時間労働を強いられている可能性も高く、安全性や消費者のことを考える余裕もなくなっていると思われる。」

    この妄想を根拠に、ほとんどの産業で安全性が無視されていると言っています。
    https://seisenudoku.seesaa.net/article/481676494.html

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2023年 『技術史研究91号70周年記念誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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