これはもう第三次世界大戦どうする日本 - “プーチンの核"“台湾侵攻"どっちが先か -
- ワニブックス (2022年6月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847072048
作品紹介・あらすじ
◎「ウクライナ侵攻」後、世界の何が変わったのか
・金融制裁の威力
・アメリカと中国のメディアはどう報じたのか
・プーチンは暴走か追い詰められたのか
・ヨーロッパの団結は本物か?
・アメリカの分断は加速したのか、修復か→米中間選挙の行方
・中国の誤算
・日本および日本人は変わったか?
◎秒読み開始か、中国の台湾侵攻
・ウクライナ侵攻が台湾侵攻に与える影響(米国の視点、中国の視点)
・台湾を着々と進めて来た習近平
・人民解放軍、台湾侵略への動向と兆候
・アメリカは台湾を本気で守る気はあるのか
・鬼気迫る台湾外交
◎日米欧vs.中露
・エネルギー・食料・金融、デカップリングはどこまで進む?→世界は完全に二極化か
・日本企業は直ちに脱露・脱中せよ
・グローバル企業のビジネスモデルも終わり
・民主国家の逆襲なるか
・中国包囲網最前線
・ならず者国家を集める中国
・中東諸国・インドはどっちに着く
◎習近平を追いつめる中国事情
・不動産バブル、債務、インフレ、輸出消費の低迷、中国経済の異変
・強権政治
・失業率、デモ
・権力闘争
・米の金融凍結に脅える共産党幹部
◎世界大戦の最前に立つ日本の覚悟
・中国ロシア北朝鮮「悪の枢軸」に囲まれた日本
・東アジアで高まる日本の役割
・台湾侵攻=日本侵攻を防ぐために日本が直ちにすべきこと
・核論議
・岸田政権で大丈夫か?
感想・レビュー・書評
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最後の方がグダグダだったような気がする。(笑)
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『#これはもう第三次世界大戦 どうする日本』
ほぼ日書評 Day582
本書で一貫して述べられるテーマを一言で示せば、ウクライナ侵攻でロシアが悪者にされ、締め上げを食らっているが、それが奏功した暁に利を得るのは、ロシアの属国化を狙っている中国だということ。
その文脈で、マスコミの報道姿勢を改めて見てみると、なるほどと頷ける面も多い。
ただ、中身の8割は、昼のワイドショーのコメンテーターが喋っているレベル感。
議論の方向性は、昨今のマスコミの報道姿勢に対するアンチテーゼとなり得るものの、本を一冊通して読むべきか、となると疑問符のつく内容だ。
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日本で暮らしてるだけでは見えにくい世界の外交力学を見せてくれる。
アメリカ、中国、ロシアの関係とそれに日本、インドがどう向き合っていくべきか論じている。
最近は肌で感じるレベルになった中国の脅威を改めて認識することができた。