日本の特殊部隊をつくったふたりの“異端”自衛官 - 人は何のために戦うのか! - (ワニプラス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847072437

作品紹介・あらすじ

"自衛隊には、陸上自衛隊に特殊作戦群、海上自衛隊に特殊警備隊という二つの特殊部隊が存在する。そして、それぞれその創設者は、“異端”と呼ばれた自衛官であった。本書は、自衛隊退官後も親交が続く、その二人の創設者による初の対談本である。
特殊部隊創設の経緯から、ベールに包まれた組織の姿、そして「戦うこと」の意味と本質を縦横無尽に語り合う。

はじめに―伊藤祐靖
第一章 日本の特殊部隊
第二章 ふたりの“異端”自衛官
第三章 私たちが退官した理由
第四章 命を捨てても守りたいもの
おわりに―荒谷卓

発売:ワニブックス 発行:ワニ・プラス

感想・レビュー・書評

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  • 国のために死ねると言う熱意を持って国防に当たる、著者2人による本。一般の人にとってみれば、完全に非常識な考え方を対談形式で書いている。

    これまでの別の本に比べると、だいぶまろやかな表現は多いものの、ここまで強い熱意を持って生きているだろうかと自問自答にさせられる。

  • 日本を守りたいと思う人、日本らしさとは何かを思う人達が感じる、現代日本の違和感の正体について、言語化された数少ない書籍。

    荒谷氏と伊藤氏の対談形式は過去にも出版されているが、形式的には初めて「生き死に」について対談した体のため、両氏を知る方には少し物足りないかもしれない。

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著者プロフィール

荒谷 卓(あらや・たかし)
元特殊作戦群群長。昭和34(1959)年、秋田県生まれ。東京理科大学卒業後、陸上自衛隊に入隊。第19普通科連隊、調査学校、第1空挺団、弘前第39普通科連隊勤務後、ドイツ連邦軍指揮大学留学。陸幕防衛部、防衛局防衛政策課戦略研究室勤務を経て、米国特殊作戦学校留学。帰国後、特殊作戦群編成準備隊長を経て特殊作戦群群長。平成20(2008)年退官。明治神宮武道場「至誠館」館長を経て、平成30年、国際共生創生協会「熊野飛鳥むすびの里」を開設。著書に『戦う者たちへ』(並木書房)、『自分を強くする 動じない力』(三笠書房)などがある。

「2023年 『日本の特殊部隊をつくったふたりの“異端”自衛官 - 人は何のために戦うのか! -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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