ももクロ春夏秋冬ビジネス学 - 笑顔の連鎖が止まらない至福の哲学 -

著者 : 小島和宏

• ワニブックス (2019年12月21日発売)

感想・レビュー・書評

[守屋佑一さんの感想 · 2020年7月16日]

読了。
元々モノノフだった私は自分で事業を起こして、そしてももクロとコラボした。
昔からももクロのビジネスモデルは凄い、とファンとしての感情と同時にビジネスとしての尊敬の念を抱いていたが、特に自分でビジネスを始めてからはその感情はさらに大きくなる。
新たにファンを拡大する、ファンを喜ばせる、自分も楽しむ、常に新しいこと、アウェイな場に挑戦させる。

どこまで大きくなってもそれらを実践し、何度ライブに行っても飽きさせない彼女らは本当にすごい。

推しがグループからいなくなったかともあるが、今私がももクロに抱いている感情は昔と少し変わったのかもしれない。ただ、ビジネスの場にいる人間としてそれを凄い凄いと言って称えるばかりではなく、追いつき追い越せと実は密かに思っている。

また、個人的には川上さんのTwitterの運用の仕方はとても好きで自分もインスパイアを受け、自社商品公式より自身の個人アカでお漏らしするスタイルとしている。

まだまだ私の商品にファンは少ないが、より一層拡大し、飽きさせないようにまだまだ先は長い。

著者プロフィール

1968年10月、茨城県生まれ。1989年、大学在学中に『週刊プロレス』の記者としてデビュー。同年に旗揚げしたFMWは旗揚げ戦から取材にあたり、翌年以降「大仁田番」として大仁田厚の引退興行まで密着取材を続ける。現在はアイドルの取材をメインに活動。ももいろクローバーZの公式記者として10冊以上の著書を出版し、HKT48の歴史を編むために東京と博多を往復する日々を送る。プロレス関連の主な著作に『ぼくの週プロ青春記』（朝日新聞出版）、『ももクロ×プロレス』『アイドル×プロレス』（ワニブックス）、『ゴールデン☆スター　飯伏幸太～最強編～』（小学館集英社プロダクション）、『誰も知らなかった猪木と武藤闘魂Vスペシャル伝説』（メディアックス）、『憧夢超女大戦　25年目の真実』（彩図社）、『W★ING流れ星伝説　星屑たちのプロレス純情青春録』（双葉社）など。

「2022年 『FMWをつくった男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」