- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784847099052
作品紹介・あらすじ
ラクをしなければ伝わる文章は書けない!
10万部を突破した
『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』(ワニブックス)をはじめ、
『ん』『日本語の軌跡』(ともに新潮社)、和辻哲郎文化賞を受賞した、
『日本語を作った男』(集英社インターナショナル)など――
「日本語の専門家」として
テレビでのわかりやすい解説が人気の著者が、
仕事や日常で使うすべての文を
「短くシンプルに伝える」方法をわかりやすく解説。
本書にあるやさしい文章術を使えば、
メール、企画書、報告書、稟議書、論文、プレゼン、SNSなど、
仕事+日常におけるあなたの“文”が激変します!
感想・レビュー・書評
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とにかく短く書くこと
「ということ」「の方」「かどうか」「のような」
などは不要
不必要な接続詞はないか
婉曲な表現をやめる
・かもしれない
・といわれている
・のようだ
・らしい
・と考えられる
逃げをやめる
・原則として
・基本的に
・一般的に
・ふつう、通常
ネガティヴ→ポジティブ
・会議が終わるまで参加できません→会議が終わったら参加します
語彙力は大事
・地震や振る舞い→恭司
・うっかりど忘れ→失念
・とても優れていた→圧巻
日本語?英語?
・計画を変更→リスケ
・フレキシブルに→柔軟に
・コンセンサス→合意
・マイルストーン→標識詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
https://www.silkroadin.com/2020/04/blog-post_24.html
本書の目的はタイトル通り、言葉を減らすことで文章を分かりやすくすることです。
分かりやすくするために、文章を短くすることを中心に書かれています。
文章を書く機会が多い方には特にオススメの一冊です。
文章を短くする技術を知ってわかりやすく伝えましょう。
文章の書き方を学ぶ良いチャンスです。是非ご覧ください。 -
タイトルを実践するがごとく、不要な言葉を削除したり言い換えたりするコツを紹介している本。事例紹介もあり、納得感が強い。
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学生〜社会人歴の浅い方が読むと非常に参考になる本。
具体的な方策の提示がされていることで実践的であった。
人間の情報処理能力の限界を鑑みるといかに短文で伝えたいことを伝え切るかはどの局面でも重要であり、研鑽を積んでいきたいと思う。
この点については理解もできるし、その力をつけるために本書を購読したが、意識化することに貢献する部分はあるが飛躍的な向上をイメージできなかった。
基本的には既に兼ね備えている思考や手法であったからだ。
また、文書の中で具体例が割愛されていることで理解がしにくい部分も幾度かあり熟知することができなかった点もあった。 -
書いてあることにそれほど違和感を感じなかったかが、得るものも少なかった。
第1章
・文章を書くためには、「伝えたいこと」が必要
・思考を整理しないと意味不明な文章が出来上がる
・漠然と頭に浮かんでいる考えの中から、
「これを言いたい」と思うことを取り出す作業をする
・2つの軸を使うと思考が明確になる
・キーワードを元に情報を集める
・校正には5つのポイントがある
第2章
・一文には要素を複数入れない(=一文一要素が原則)
・5W1Hを意識すると文章はつくりやすい
・「結論」「根拠」「具体例」で3つの短文をつくってみる
・文章の順番を変えるとわかりやすくなる
・主語と述語の間に、なるべく言葉を入れない
第3章
・「まず最初に」などの重複表現を避ける
・ひとつの文に主語が2個あれば削るチャンス
・逆接の接続詞が続くと文章は難解になる
・「が」は多用しがちなので注意
・「同じような文章」と「関係のない文章」は削る
・長い文章は句点で区切る
・無意識に使っている言葉ほど削りやすい
第4章
・ビジネスパーソンらしい言葉を意識する
・言い切る自信がないときは文章が長くなる
・例外を示すとごまかす文章ができる
・否定文は肯定文にしてみる
・どう数字を見せるで表現が変わる
・日本語のリズムに近づけるのもひとつの手
第5章
・語彙力のある人は、文章をスリムにできる
・熟語で、文章を大きく削る
・類語辞典で語彙のレパートリーを増やす
・100年前の文章を読むと語彙力が高まる
第6章
・本を読むときに「2ページに1か所」線を引くと要約力向上に役立つ
・英文はわかりやすい文章表現が多いので、触れる回数を増やす
・社説の一段落を各々要約していく
・漢詩のつくりを学び、行間を圧縮する
・短い文にはリズムと強さが備わっている -
ウルトラCではないが具体的方法は役立つ。実践が大事。
以下不要、接続詞、婉曲(自信なくとも避ける)。読点少なく句点多用、主語を統一、主語と述語を近づける。同じ趣旨の文章重複は一つに。型を覚える、漢語より和語多用。 -
日本語の中で削ってもいい表現の種類や、長い文章の切れ目について書いてある本。