ミステリ編集道

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860112714

作品紹介・あらすじ

作家も編集者も眠らなかった草創期から読者を眠らせなくなった現代まで、13人の証言でたどる戦後ミステリ出版史。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリ関係の編集者13人のインタビュー集。戦後ミステリ出版史ともいえる。
    登場する編集者で名前を知ってたのは島崎博、戸川安宣、藤原義也くらいだったが、企画、原稿取りの苦労、作家の裏話など面白かった。話を引き出す著者のインタビューも巧みなのだろう。
    アイデアが光る高木彬光と文章がすばらしい山田風太郎を組ませたらエラリー・クイーンみたいに面白いんじゃないかと合作させたらいまいちだったという『悪霊の群れ』というのは読んでみたい。

  • この方だったのか!という方から、私ですら名を知っている方まで。本を作る情熱と苦労と喜びが溢れる。

    あらあら追いかけていたあこれもこれも、藤原編集室さんのお仕事だったのね!という今更ながらの驚き。

  • 「本の雑誌」に連載していたインタビューを一冊にまとめたもの。自分が夢中になって読んでいた時期の舞台裏は楽しい。

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著者プロフィール

(しんぽ・ひろひさ)1953年、京都生まれ。ミステリ評論家。光文社文庫版〈江戸川乱歩全集〉〈都筑道夫コレクション〉などの編纂・解説にも従事した。

「2022年 『都筑道夫創訳ミステリ集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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