マンガ進化論 コンテンツビジネスはマンガから生まれる! (P‐Vine BOOKs)

著者 :
  • スペースシャワーネットワーク
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860203481

作品紹介・あらすじ

本書では、マンガやアニメの世界で今、どんなことが起きているのか。そこにどんな意味が隠されているか。将来はどうなるのか、といったテーマを、多岐にわたって取り上げた。複雑化した「マンガ産業」のしくみを徹底解説。

感想・レビュー・書評

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  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 最近、マンガをよく読んでいます。久しぶりです。マンガはよまれなくなっているんですね。難しすぎるそうです。これは何となくわかります。

  • マンガ・アニメを取り巻くコンテンツビジネスの展望を概説した本。ただ、2009年と3年前の本なので、現在と比べるとちょっと牧歌的な雰囲気も否めないような気がした。

    マンガの国内産業の推移(ジャンプがドラゴンボールで突き抜けて~というおなじみのあれ)と、マンガ・アニメの国際展開、電子書籍などの紙以外での閲覧の状況、そしてコミケなど同人界隈の話と、一通りのものは揃っている。入門書として押さえておくべき話題は、この本で知識として得られると思う。

    ただ、3年前はまだ「クールジャパン」が全盛だったので、今後の展開が期待される的な締め方で良かったけれども、それから現在はクールジャパンも青息吐息な状況で、いかにコンテンツを再構成しなおすかが重要になってきている。また、この本で暗示されているマンガ産業の厳しい面は、現在では隠しようのない現実にもなっているし。

    マンガ産業の概説としては申し分ないと思う。この本を読んだ上で、さらに最近のマンガ事情にステップを移すのが良い読み方だと。

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著者プロフィール

1954年生まれ。大阪府立泉陽高等学校卒。和歌山大学経済学部卒。編集者・ライター・京都精華大学客員教授。(社)日本漫画家協会、日本SF作家クラブ会員。『マンガ産業論』(筑摩書房 2004年)で、日本児童文学学会賞奨励賞、日本出版学会奨励賞、『謎のマンガ家酒井七馬伝』(筑摩書房 2007年)で、日本漫画家協会特別賞を受賞。

「2014年 『再び大阪が まんが大国に甦る日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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