ペンギンの生物学 ―ペンギンの今と未来を深読み (遺伝いきものライブラリ)
- エヌ・ティー・エス (2020年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860436445
作品紹介・あらすじ
長年の飼育・調査の成果を1冊に集約!『生物の科学 遺伝』から「いきもの特集」が飛び出した!
“見て・知って・考えて・観る” いきものシリーズ第1弾は【ペンギン】!!
あの人気完売特集から1年・・・さらにパワーアップして単行本化で帰ってきた!
「ペンギン会議」全面協力&推薦!ペンギンの今と未来を考える、またとない1冊!!
【単行本化にあたっての新規追加項目】
◎巻頭グラビア(全46頁)
☞本誌掲載時より追加&大幅拡大!飼育員や研究者が撮影・提供した貴重なペンギン写真がぎっしり!!
◎2大コンテンツ(国際ペンギン会議の最新動向/ペンギン・レッドリスト抄録)
☞学術性・専門性もプラスで単なる読み物ではない!鳥類レッドリストから作成された世界のペンギン全18種類のレッドリスト抄録は本邦初掲載!
◎巻末付録(「ペンギンを飼育している日本の水族館・動物園一覧」)
☞どの水族館や動物園にどの種類のペンギンがいるかが分かる!施設訪問旅のお供に必携!日本中のペンギンに会いに行こう!
【主な目次】
国際ペンギン会議(IPC)から紐解く「現代ペンギン学史」―10回目を迎えたIPCから見えてきたこと
Photo Gallery 1:長崎ペンギン水族館で日本最多9種類のペンギンに会う
Photo Gallery 2:ペンギンが見た海の中
Photo Gallery 3:日本にもペンギンがいた?
総論 ペンギンの生物学:入門編 ― ペンギンの現在・過去・未来を知るために
1 ペンギンの進化と多様性 ―明らかになりつつあるペンギン進化の全体像
2 ペンギンの潜水能力のひみつ ―バイオロギングで明らかになった生理メカニズムと行動パターン
3 比較ゲノムでペンギンの適応進化を探る ―ペンギンゲノムに刻まれた環境適応の歴史
4 ペンギンの保全と繁殖への取り組み ―ペンギンと人間の関係について総合的理解を深めるための歩み
5 気候変動とペンギンの生態 ―寒冷化/温暖化による海氷の変化との関連が明らかに
ペンギン・レッドリスト2019 抄録
ペンギンを飼育している日本の水族館・動物園一覧
索引
※本誌:『生物の科学 遺伝』2019年1月発行号(Vol.73-no.1)
感想・レビュー・書評
-
ペンギンが水の中でもキュウキュウ鳴いてるらしいの可愛い。
最も長い潜水記録保持者はエンペラーペンギンの27分36秒だけど、決して余裕だった訳ではなくしばらくぐったりしてたの可愛い。水面への出口を見失って焦ってたのかもしれないけど詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
細かい調査結果など、日本の文献ではまだ載っていないことがここに記されている模様。
-
【静大OPACへのリンクはこちら】
https://opac.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BB29767210 -
【所蔵館】
りんくう図書室
大阪府立大学図書館OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000940749 -
ペンギンたちの写真は本当に可愛いです。内容は基本的なところから専門的なことまでバラエティに富んでいます。
-
雑誌『遺伝』の特集だったときもおもしろい内容でしたが、単行本になってより充実。巻末の「ペンギン・レッドリスト2019」は、ペンギン全種の生息環境や個体数の増減について、また保全の現状について、要点を把握するために有益です。