日本人の手紙(第8巻)

著者 :
  • リブリオ出版
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860571443

感想・レビュー・書評

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  • かつて小中のどちらかで、読書感想文を書くのに使った本。
    卒論の参考資料に使いたい文があったので読みなおした。

    闘病の末の死、いじめを苦にした自殺、戦争での死。
    予見されていた死や、突然追い込まれた死。
    遺書に認められた言葉のなかに、各々の死に対するとらえ方が見える。
    文学者、農民兵士、100歳超の老人、14歳に過ぎない少年、
    死に際して紡がれたそれぞれの言葉が心に響く。

    やはり好きだ、この本。
    いつでも読み返せるよう、手元に置いときたいね。

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著者プロフィール

評論家・作家。書誌学、メディア論を専門とし、評論活動を行うほか、創作も手がける。
主な著書に『紀田順一郎著作集』全八巻(三一書房)、『日記の虚実』(筑摩書房)、『古本屋探偵の事件簿』(創元推理文庫)、『蔵書一代』(松籟社)など。荒俣宏と雑誌「幻想と怪奇」(三崎書房/歳月社)を創刊、のち叢書「世界幻想文学大系」(国書刊行会)を共同編纂した。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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