スメタナ: 音楽はチェコ人の命! (作曲家の物語シリーズ 17)

著者 :
  • リブリオ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860571634

作品紹介・あらすじ

ベートーヴェン以上に難聴になったスメタナ。生誕180年・没後120年。「ひたすら暗くて、辛い人生を送った人…」と作者は思いこんでいたが、チェコの取材を開始してすぐに、その間違いを知る。全6曲の『わが祖国』をはじめ、耳の病に苦しみつつも大きな成功を得たスメタナの前向きな生きる姿を感動的に描く。

感想・レビュー・書評

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  • チェコの作曲家スメタナの伝記。スメタナの生涯だけでなく、同時期のチェコの民族運動の様子や最低限のチェコの歴史も盛り込まれている。交響詩《わが祖国》を知りたくてこの本を手にしたが、大正解だった。楽曲の解説も豊富で、実際に曲を聴いてみたくなる。スメタナやチェコの音楽史に興味がある方にはたいへんおすすめの一冊。

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著者プロフィール

■著者について
ひの まどか
音楽作家。東京生まれ。東京藝術大学器楽科(ヴァイオリン専攻)卒業。東京ゾリステンほかでヴァイオリニストとして活躍。東京藝術大学、故小泉文夫教授の下で民族音楽を研究。その後、作曲家の伝記や小説、音楽解説などの執筆活動に入る。現地取材がモットーで、「作曲家の物語シリーズ」(リブリオ出版・児童福祉文化賞を2度受賞)は全20巻中、19巻を手がけた。主な著書に『星の国のアリア』(講談社)、『総統のストラディヴァリ』(マガジンハウス)、『戦火のシンフォニー』(新潮社・第25回新日鐵住金音楽賞特別賞)。原案・監修に「学研 音楽まんがシリーズ」などがある。

「2020年 『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 チャイコフスキー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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