- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860620271
感想・レビュー・書評
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坊主にくけりゃ袈裟までにくし。
著者はその感情に疑問をもって、その疑問に対して、自ら解き明かそうと日本で暮らし、白紙の状態から日本文化を体験した、韓国人というよりは、一人間として、いかに日本が他国と異なるか、そして、韓国でいわれたことがいかに捏造の日本観であったかを知る。
ただ、作者は、どうにも日本以外のアジア人が憎いのか知らんけれど、そりゃもうぼろくそ。
日本が誉められてうれしい反面、なぜにそこまでアジア人を嫌うのじゃ?と、特に、韓国人に対して、かなり手厳しいのは、愛国心の裏返しなのかも。
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よく日本人の考え方や行動は世界的では非常識なように言われますが、そうではなく、それは誇れる立派な文化なのだと言ってもらえたのが嬉しかったです。諸外国、特にアジア・韓国に厳しい内容となっています。良い悪いを強くこだわることなく、互いに違う文化や考えを認め合えればいいのですが。ところで著者は作中で、親日でも反日でもないと書いていますが、タイトルとちがーう(笑)
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日本の文化コードの肯定的評価とその裏返しとしてのアジア人(主に韓国人)の思考・行動様式に対する批判の書。日本に対する著者の積極的評価はやや著者の思い入れ過剰という気もするが、それでもかなり多くの日本人が内心思っていながらなかなか口にできないことをよく言ってくれたなあという思いがする。本当は、韓国でこそ出版してほしいところであるが、「親日」という言葉が社会的犯罪すれすれのニュアンスで取り扱われる現在の韓国社会では難しいかもしれない。<a href="http://ex5.2ch.net/korea/">2chのハングル板</a>の住人あたりの評価が聞きたいところである。