心理学者が教える 思いどおりに人を動かすブラック文章術

著者 :
  • あさ出版
3.25
  • (3)
  • (9)
  • (15)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 125
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860633813

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 心理学者が書いた文章術の本。

    何となくカタい本のように思うかも知れないが、
    タイトルからも分かる通り、実践的な本だと思う。

    主に文章テクニックが書かれており、
    引用されている内容ももっともらしい。
    (著者もそれを意識して書いていると思う。)


    この本に書かれていることは、

    やはり小手先のテクニックという感は拭えないんだけど、
    有効だと思うところもあったりして、

    それはそれで興味深い本です。


    読みやすい文体ですぐ読み終えられるので、
    とりあえず読んでおく、

    というスタイルで良いと思います。

  • ①人の心を動かす文章を書くには?
    ・文豪になりきる(暗示が大切)
    ・自分を追い込む
    ・編集者のつもりで書く
    ・毎日習慣を持つ
    ・とにかく書き進める(自由にのびのびと)
    ・語源を使う(ことわざ、格言も)
    ・強調したい場合は「わざわざ強調する必要もないと思うが」「私の愚見など、一笑に付してくださっていっこうにかまわないのですが、、、」「こんな意見など、無視して結構なのだが、、、」
    ・疑問文を使う
    ・どちらを選ぶかはあなた次第
    ・比喩、たとえ話を使う
    ・仕掛け
    ・権威、数字を使う
    ・あいまいな表現はカット
    ・単位を変えてみる
    ・%を悪用する(5人中4人なら、80%)
    ・権威を利用
    ・「理由は4つあります」は説得力が高い
    ・恐怖心をあおる
    ・誠実さを表す⇒本当に、まことに、必ず、心から、真摯に、真剣に



    ②気づき
    ・姿勢を正しくして描くとよい文章が書ける
    ・姿勢が悪いと成績がよくない
    ・柔らかくする場合は、ひらがな7-8割
    ・相手の名前を入れるとよい
    ・私⇒私たち
    ・フォーマットを作る
    ・写真、イラスト、図案
    ・少なくとも2回は主張する
    ・できればなるべく多く、とにかくわかりやすい描写を使う

  • 色々納得させられた本でした。でも、暫くしたら忘れそう!
    沢山読書して、とにかく文章を書く習慣をつけるということ。そして、自由にのびのびと、いいかげんでも文章を楽しく書くことが大事かな?

  • ビジネス上で、理屈ではなく相手を納得させるような会話術や文章術は不文律としてある。本書はそれをまとめたもの。

    これを意識として実践するのは卑怯に感じることもあるが、しかしアウトプットドリブンで考えればしょうがない部分もある。逆に相手方が同じ手法で攻めてきた時に正鵠を得た判断をするためにも知っておいたほうが良い。

  • くだらなかった。
    心理学がなめられるのって、こういう人がいるからだと思う。

  • 小手先のテクニックと感じざるを得なかった。

  • ブラックってことはないと思う文章術が56個紹介されている本。文章術というよりは、会話術なものもありました。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/2957384.html

  • 文章のわかりやすさ、わかりにくさ、など
    相手にどう思われるかを理解して書けるようになるのが目標だ。

    想定外の質問や想定外の印象を持たれたとき、失敗したな、と思う。

    会社で作る文章は、相手の印象をダイレクトに受けることができる、
    貴重な機会であると考えている。

    ブログを書いたとしても、読んで頂いた人がどういう印象を受けるかを
    目の前に見ることはできないが、会社ではそれができる。

    それにビジネスとなれば、シビアに見られる。
    シビアであるほど、伝わらないことを伝わるようにするための工夫をさせてくれる。
    理解されなかったとしても、そいいう反応自体が、
    理解させるためにするべきことを教えてくれる。

    会社で働くことのモチベーションとなる1冊。
    いろいろ意識的に試してみよう。

  • 第3章「びっくりするほど説得力のある文章を書く方法」より
    文章術としても、“有名人を引き合いに出す”のは良いアイデアである。たとえその有名人が、その話の内容と無関係でも、そんなことはおかまいなしに説得効果は高まるのだから。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役社長。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビスト。趣味は手品、昆虫採集、ガーデニング。著書は250冊を超え、近著にベストセラーとなった『世界最先端の研究が教える すごい心理学』(総合法令出版)のほか、『めんどくさい人の取扱説明書』(きずな出版)、『面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本』(明日香出版社)、『億万長者のすごい!習慣』(廣済堂出版)、『直接会わずに相手を操る超心理術』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。

「2021年 『世界最先端の研究から生まれた すごいメンタル・ハック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内藤誼人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×