- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860638467
作品紹介・あらすじ
まず、社員とその家族を大切にする。そして人々が喜んでくれるような、世の中の役に立てる会社を経営していく。「きれいごと」、と言う人もいます。しかしその「きれいごと」を一途に追い求め、そのために果敢に改革して経営の質を高め、変化に敏捷に対応していく会社こそが、本当にすばらしい、感動のある会社になっていくのです。粉飾、偽装、改ざんが目に余る今だからこそ、ご一読をお勧めします。
感想・レビュー・書評
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シリーズ5作目。今回は、以下の企業が紹介されている。
北海道光生舎(北海道赤平市)、クラロン(福島県福島市)、さくら住宅(神奈川県横浜市)、天彦産業(大阪府大阪市)、日本植生(岡山県津山市)、ふくや(福岡県福岡市)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良かった!
何回も泣けてきた -
99
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シリーズ5作目ですが、今回も6社の日本でいちばん大切にしたい会社が紹介されておりましたが、これまでのシリーズ作品同様どの会社も経営者の姿勢が素晴らしく感動しました。
社員とその家族、取引先、顧客、障害者、株主を大事にする経営がいかに尊く大切か!ということを改めて思い知らされました。この本を読んで自分の会社がどうかというと・・・ですね。社員間競争の愚というのは、その通りだと思います。 -
マスコミが流す「ブラック●●」みたいな、大衆の興味を引きやすい情報ばかりが耳に入ってくるので、この本に紹介されているような会社が、まだまだ日本にあるということに心強さと安心を感じる。
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中小企業が中心なのが少し残念。従業員が1,000人超の会社ももっと取り上げて欲しいです。
でも、大変参考になるし、自分の会社もこういう会社にしたいと心から思います。 -
戦争で生き残った人には使命やエネルギーに溢れる人がたくさんいるなという感想。他人への感謝を忘れてはいけないということは知識として誰でも知ってはいるが、それが持続的な行動に現れるかと言ったら難しい。自分の生は他人あってのものだということが実感として沁み渡っていないとできない。戦争で完膚なきまで叩きのめされたこと、それも本土にいる一般市民までもが攻撃を受け死線をくぐり抜けるはめになったこと、それが不幸のもたらした花として終戦後に開いたと考えると納得できる。
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経済学部 上野勝男先生 推薦コメント
『「会社は誰のものか」を論じたシリーズです。著者は、社員が喜びを感じ幸福になることが出発点と主張します。社員が幸せなら顧客に喜びを提供できる、そして収益も上がり、株主を幸福にすることができるというわけです。そして、そういうことを実践している「日本でいちばん大切にしたい会社」を紹介しています。』
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