まいにちを味わう

著者 :
  • あさ出版
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本棚登録 : 41
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860639525

感想・レビュー・書評

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  • 「はじめに」だけ読んでも、なるほどーと思う。

    できることは自分でやる。できないことは人に感謝して甘える。
    自分のことは自分で決める。人に寄りかからず自分の中に生きがいをもつ。自分ひとりでも楽しめる何かをもつ。
    人生は自分の思いどおりにはならないもの
    「わたしなんか」と言わない
    感謝の気持ちは言葉にして、折に触れ形にして表す
    考え方ひとつで明るくも暗くもなる
    受け取り方は自分次第
    笑うことを忘れない
    言われるがままに流されない
    新しいことに目を向けてみる
    人にあれこれ口出ししない、聞くことだけ
    意見が食い違ったら自分が引く
    人との距離感を間違えない
    変化を受け入れ、今あるものを受け入れて最大限楽しむ
    身体が動くなら外に出て人に会い、たくさんおしゃべりをして笑う、来てくれる人がいれば喜んで迎え話をする、暗いことより明るいことを見つけ楽しく話す、いっぱい食べて、寝て、当たり前のことを続け明るく生きていく。
    今をめいっぱい楽しんで。

  • 1918年生まれ、今年99歳の吉沢久子さんの「まいにちを味わう」、2017.1発行です。興味を持ったこと、新しいこと、あっいいなって思ったことは「考える」よりも「行動」を起こす。とにかくやってみる。二の足を踏んでる時間がもったいない。なるほどです(^-^) 見栄をはってもいいことはない。「他人の目」より「自分」と向き合う。同感です!感謝は形にして伝える。言葉、手紙(メール)、贈りもの・・・、いろいろありますね。臨機応変にできるといいですね。
     3袋パックの焼きそばが大好き(庭で栽培してる野菜を入れて)だったそうです。「葬儀や告別式はしないで(人に迷惑をかけない)、登録してある解剖学教室にすぐ献体の手配をして欲しい。」吉沢久子さん(1918.1.21~2019.3.21)「まいにちを味わう」、2017.1発行、再読です。①人生は「ままならないもの」②夫婦生活は妥協の固まり ③他人の目より自分と向き合う ④思うだけでなく言葉にする ⑤感謝は形にして伝える ⑥新しいことに目を向けてみる ⑦身の回りを小さく整える ⑧自立が基本 ⑨人間、最後は一人。

  • 2017.1.15 日経新聞「活字の海で」
    「アラハン」の本がヒット

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著者プロフィール

吉沢久子

一九一八年、東京生まれ。文化学院卒業。生活評論家、エッセイスト。十五歳から仕事をはじめ、事務員、速記者などを経て、文芸評論家の古谷綱武氏と結婚。家庭生活の中からの見聞や、折々の暮らしの問題点、食文化などについて提案し、執筆や講演活動、ラジオ、テレビなどで活躍。姑、夫と死別したのち、六十五歳からの一人暮らしは三十年を超えたが、二〇一九年三月、一〇一歳で死去。著書多数。

「2021年 『100歳の100の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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