- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784860643812
作品紹介・あらすじ
大人が学びなおすのにピッタリな日本史学習書。日本史の各時代のポイントをしっかり押さえ、教科書よりもわかりやすくておもしろい。過去の出来事に思いを馳せ、また想像をめぐらせる「歴史を学ぶたのしさ」も教えてくれる一冊です。随所に盛り込まれた、歴史を通して現代を見る解説は、日本史を暗記モノから、役に立つ知識へと変えてくれます。日本史が苦手な方や、忘れてしまった方など、もう一度ひと通り学びなおしたい方の最初の一冊としてもオススメです。
感想・レビュー・書評
-
過去の史実から、日本人がこれまでどう成功し、どう失敗したかを読み解き、その教訓を活かそうという本でした。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』というビスマルクの言葉が身に沁みるような本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすかったし面白かった。
ただ史実を学ぶのではなく、
歴史を知り現在を考えることの重要性を感じた。
本当は5つ星をつけたいくらい。
ただ、最後の最後、"あとがき"が玉に瑕。
ダーウィンの名言として、
「変化できるものが生き残る」的な引用・・・
同様の内容をときどき見かけるが、
ダーウィンがこんなことを言うはずがないと思う。
つまり、この引用を使う人は、
ダーウィンの本を一度も読まないまま、
独り歩きした名言(迷言?)を妄信してしまう残念な人。
という印象を持ってしまう。
そういう人が書いた歴史の本かぁ・・・と、
歴史を学んだというより、
娯楽本を読んだだけの気分になってしまった。 -
憲法の章がとても良く、この部分だけでも買った価値があったと思った。
(それ以外のところは、正直、わかりやすいけど、内容としては普通・・・)
憲法の中身の説明ではなく、
憲法とはなんぞやということが説明してある。
つまり、憲法とは国民が守らないといけないものではなく
国家権力が守らないといけないということが説明してあり、
目からうろこで、憲法の捉え方が180度変わった。
憲法と法律、内閣と国会という役割分担が明確になった。
教科書で習ったきりでなんとなくモヤモヤしている人にはぜひおすすめしたい。