12歳からのマナー集: インターネット・ケータイ電車内マナーから「なぜ殺してはいけないのか」まで

著者 :
  • 新講社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860810535

作品紹介・あらすじ

「自分がされてイヤなことは人にしない」が基本。

感想・レビュー・書評

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  • 『キレる子ども』が問題になった90年代〜2000年代の頃の本だという印象。「キレてはいけない」という我慢しろの圧がまだあるように見受けられた。

  • ネットに特化したことではないが、いろいろと起こっている問題を意識している。
    この頃は子どものネットリテラシーが問題だったのだろうが、今は大人の方がむしろ問題なのかも知れない。

  • 12歳からの…とあるが、大人も扱うテーマばかり。習ってないなら、身に付けておいた方が良いマナーや、倫理問題を扱っている。

  • 4-86081-053-8 186p 2004・9・1 1刷
    ○12歳が読むのではなく大人こそ読んでほしい
    なぜ、マナーが必要なのか
    大人向けの理由ではなく子供向けだからこそ
    マナーを守る意味を根本的に説明がしてある。

  • 分け合って、ゆるしていきましょう。

  • 一言言う

    伝える人の顔を思い浮かべながらていねいに書く

    人の痛みを感じることは、マナーにとってとても大切なことです

    小さいトラブルは「分け合う」ことで解決することがある

    自分一人だけだったら、もっと注意するのに、
    周りの人がやっていると、つい判断を周りの人に任せてしまいがち

    考え方の違う人がいることを知る

    自分の気持ちを上手に伝えるためには、まず相手の気持ちを知ることが大切

    話したり、書いたりすれば相手はわかってくれると思い込むのは間違いです。
    大切なのはマナーを守って上手に自分の気持ちを伝える努力を続けること

    直接話すことと文字とでは、伝わり方が違うのだということに気づきましょう

    文字に複雑な感情を込めることはできません

    文章を書くときは、間違った字を使っていないか確かめるのがマナー

    書いた文章は、一度は相手の立場になって読み返してみる

    「自分が考えていること」を伝え、「相手の考えていること」を理解することが言葉の第一の役割

    言葉の乱れが心の乱れになり人生の乱れになる

    ルールの裏側にある理由にしっかりと目を向けること。そして気づけること

    勇気は、知っているだけでは役に立ちません。知って行うのがほんものの勇気です

    「正しいと思うことをやりとげる勇気」
    「間違ったと気づいたとき謝る勇気」

    一流の人は道具を大切にする

  • ティーンエイジ用なので1ページに1テーマであるため中ダレしにくくなっている。
    ネット、メールの話題が初めに載っているのは時世ならでは。
    ただ、個人的には第3章と第5章の『「人を殺す」ってどういうこと?』と「困った時は、こうしよう」の内容を娘に説明するための役に立てば、と思って読んだのだが、まず『「人を殺す」ってどういうこと?』については、人を殺さないことは自分を大切にすることだ、と自分を大切にすることがまず述べられているのに違和感を感じた。もちろんそれもあるのだが、相手を尊重し、命を大切にする、ということの後に述べてほしい内容だったと思う。だが、人を殺せば自分の一生もそこでメチャメチャになる、など人を殺せばどうなるか、というところまで突っ込んで書いてあるのはかなり現実的。
    気に入った箇所は、『世の中には「どうしても気が合わない人がいる」それを知ることが大切』と『「チャット」などで汚い言葉にむらがるのはハエと同じ。こんな場所からすぐに離れること』。
    その言葉・電話・歩く・乗るマナ-など多岐に渡っており、大人もできていないところがないか見直したいテーマもあり、娘がもう少し大きくなれば是非読ませたい内容である。

  • 【閲覧係より】
    マナーって何でしょうか?
    なぜマナーを守らないといけないのでしょうか?
    TPOに応じた具体的なふるまい方だけではなく”なぜ”そうするのかという考えかたを知ることができる一冊です。

    -------------------------------
    所在記号:385.9||TAA
    登録番号:20088804
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  • 読ませない大人が周りに多数います。
    読む機会がもてて、本当によかった。

    笑顔はマナーです。
    不機嫌な顔は人を不愉快にします。

    ごもっとも!

  • 元小学校の校長先生の書いた、子どものためのマナー本。
    インターネット、携帯電話に始まり、友達や家族との付き合い、公共の場での立ち居振る舞いについて。そして、誰かを殺したいほど嫌いになったらどうすればいいのか…

    12才からとなっているけど、小学生でも十分理解できる内容。
    そして、大人も読んだ方が良い。
    自分の行いを振り返り、直すきっかけになるし、また、お子さんのいる方は、マナーを伝えるヒントになりそう。

    マナーとは、相手を不愉快にさせず、快適な人間関係を築き、賢く生きるための技術。
    お子さんのいるかたに、オススメです。

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著者プロフィール

心理学者。東京大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業、同大学院修了。東京未来大学学長を経て東京未来大学名誉学長。千葉大学名誉教授。東京都「心の東京革命」推進協議会会長。大ベストセラー「頭の体操」シリーズの著者。フジテレビ「IQエンジン」や日本テレビ「マジカル頭脳パワー」、ニンテンドーDSソフト「レイトン教授と不思議な町」等で出題監修にも携わった。2006年、瑞宝中綬章受勲

「2020年 『お金の心理術 上手にお金とつきあう81のテクニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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