- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861008634
作品紹介・あらすじ
再生環境を選ばない最小の映像体験、Webで活躍する拡張子「GIF」の利用法と作り方。作画アニメ、モーショングラフィックス、3Dシネマグラム、デコメ、実写撮影を用いたシネマティックGIFまで様々なGIFアニメ制作手法を紹介。GIFの歴史、近年の使用事例、GIF考察コラムほか資料満載。
感想・レビュー・書評
-
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784861008634詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルそのまま、画像の一規格であるGIFに関する本です。なかなか興味深い内容でした。WEB黎明期にモNetscape NavigaterというブラウザがGIFをサポートしたことをきっかけに使用が広まっていったものですが、データの軽さが何よりもの利点として当初多くのクリエイターたちが利用していました。しかしその後ネットワークが整備されてFlashなどの利用が高まっていったことにより、次第にGIFの利用は減っていきました。しかしiPhoneがFlashをサポートしないとなったことから流れは大きく変わり、その時代の潮流の中で改めてGIFに対する認識が変わり、昨今改めて注目を集めている規格となっています。本書ではそんなGIFの歴史を簡単に見つつ、実際にGIFをベースに制作活動を行っているクリエイターたちに取材をし、実際の作業内容を公開しています。特にTumblrと相性が良いことから、今後は映像や写真までも含めて新たな存在として注目を集めている側面もあります。個人的にもリッチなFlashよりも容量の軽いGIFの方が作業的にも思想的にも好きなので、今後は暇があればちょこちょこ制作などをしていきたいと思いましたね。