日本のファッションカラー100 ―流行色とファッショントレンド 1945-2013
- ビー・エヌ・エヌ新社 (2014年3月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861009051
作品紹介・あらすじ
時代をつくる色とスタイル。最新トレンドカラー情報を発信し続けるJAFCAが、日本人の色意識とファッション動向を解き明かします。
感想・レビュー・書評
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「ハマトラ」や「ヒッピー」について描かれた資料はないか、ということで探した本。その時代に流行ったファッションの名前・系統(どういうスタイルなのか)・どういう時代背景で流行ったのか、その時代の流行についての資料にもなります。
[NDC] 589
[情報入手先]
[テーマ] 令和3年度第2回備中地区司書部会/先生・生徒からの問い合わせで役だった本(備中R3-9月)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
服装には興味が元々あったのだが、イマイチ感覚でしか理解していない点が多かったので具体例とともに各ファッションスタイルを解説してくれる本はとても助かる。これで創作が捗ります。
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リバイバルが定期的に起きていて、それが改良されてゆく過程で新しいファッションが出来上がる。大体の流れ。
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帯文:”時代をつくる色とスタイル” ”最新トレンドカラー情報を発信し続けるJAFCAが、日本人の色意識とファッション動向を解き明かします。”
CONTENTS:はじめに、流行色とは、流行色の変遷、STAGE 1 カラーの黎明時代、STAGE II 高彩度カラー志向の時代、STAGE III 自然色志向の時代、STAGE IV ハイコントラストの時代、STAGE V カラーコーディネートの時代、STAGE VI カラフル化と質感の時代、STAGE VII 癒しの色の時代、STAGE VIII 光の色の時代、索引、流行色・ファッショントレンド年表 1945-2013 -
戦後から現在までのファッショントレンドについて、流行色を軸に変遷を見る本。2ページ見開きで左ページがイラスト、右ページが解説で見ていて楽しいです。左ページ端にはCMYK/RGBの数値も付いていて、時代の雰囲気を演出するためのレファレンスとしても利用できます。
右ページにはキーワードも掲載されていて、そこには「マルコム・マクラーレン」「クリームソーダ」「きゃりーぱみゅぱみゅ」といった、音楽を中心としたポップカルチャーが幾度となく出てきて、それを追うだけでも面白い。
読んでいて思うことは、私は私の意志で良い/好きと思った服をその都度買ってきたと思うけど、それがまんまとトレンドの中で遊ばされていたということ。一方でそれがファッショントレンドへのコミットメントの楽しさだとは思いますがね。 -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784861009051 -
流行色は時代を象徴する色。経済、社会現象、文化などが時代を映す鏡として流行色が現れる。本書では戦後から今までの流行色とファッションをカラフルなイラストで紹介。トレンドの移り変わりが見事に時代を反映しているのがよくわかる。終章には政治経済も含んだ年表が掲載されておりイメージをふくらませてくれる。時代が現在に近付くにつれ刻みは小さく変化が激しくなる。内容は意外にコミカル。読んでいてあきない。