ちがうねん

  • クレヨンハウス
4.04
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861012334

作品紹介・あらすじ

おおきなさかなから、ぼうしをぬすんだちいさなさかな。にげています…、にげていますが…。さて、にげきれるでしょうか!?名作『どこいったん』につづく、ちょっとドキッとするおはなし。絵本作家・長谷川義史の大阪弁翻訳絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 大きな魚のぼうしをとって逃げた小さな魚。逃げ切れなかったね。グラフィックな絵。

  • 関西弁で悪いこと言い続けるなーと思ったら…
    今作はしっかり因果応報?自業自得??
    この方の作品はいつもラストまで読むと
    あわわってなる

  • 「このぼうし ぼくのと ちがうねん。
    とってきてん。」

    帽子をかぶった小さいお魚がとってもキュート。
    海の底の、お魚とカニと海藻の絵が暗いんだけどキラキラ
    しててすごく綺麗。
    大阪弁の翻訳も可愛らしい。

    けど、だからこそ、シュールというよりは非常に深く、色んな意味でゾッとするほど怖い。

    借りられていてなかった「どこいったん」も次回は読んでみたいと思う。

  • なかなか、こわいかも^ ^です。

    シュールでいい^ ^

  • 『どこいったん』と似た内容なのだけど、こちらは盗んだ方が言い訳しながら逃げるお話。
    小さい子がやりそうなごまかしかた。
    身に覚えのある子はドキッとするかも?!

  • どんなユニークな話が飛び出すかと思いきや、シュールというかなんというか・・・ビックリ。
    でも、世の中ってこういうものなのかも。とってはいけないんです。そして、ある意味、とってしまった後でも生き延びるためにはどうすべきか!?
    子どもに読ませるには・・・というコメントも読んだけど、昔話のようにこういう話も子どもと共有すべきと思う。しかも、結末を想像で思い思いに作り出せばいいんだから。

    • minikokoさん
      >しかも、結末を想像で思い思いに作り出せばいいんだから。

      とのこと、すんごい前向きで良い意見ね!
      そうだよねー、結末は自分でつくる...
      >しかも、結末を想像で思い思いに作り出せばいいんだから。

      とのこと、すんごい前向きで良い意見ね!
      そうだよねー、結末は自分でつくる。未来も創造しつつ、歩いて行くのだ、子供達よ。って、感じですかね?

      君の前に道は無く、君の後に道は出来る。って、言ったのって、誰だったっけ?いや、あれ?僕の前に道は無く、だったっけ?
      2015/03/24
    • くろねこ・ぷぅさん
      佐野元春も言うように彼の作った曲の数々は彼の物であるが彼の物ではなくなって、それは聞く人一人一人の物になっていくと言っていました。良い作品と...
      佐野元春も言うように彼の作った曲の数々は彼の物であるが彼の物ではなくなって、それは聞く人一人一人の物になっていくと言っていました。良い作品とはそのようなものであると思います。
      大人が子どもに本を読ませて自分の固定観念を植え付けるのも反則です。
      2015/03/31
  • 『このぼうし ぼくのとちがうねん。とってきてん。』
     衝撃的な告白から始まる、ブラックな笑いを誘う絵本。海草のジャングルで逃げ切りを目論む小魚の運命やいかに?


     図書館本。
     黒一色の背景がスタイリッシュ。
     可動域の少ない魚がメインなだけに、全てを目で語る。
     文章が少ない分、「どこ いったん」よりも大人向けな感じ。そして、「どこ いったん」を読んだ人にはお察しの結末……。

     ジト目のせいでカニがウルトラ怪獣に見えてもうた~(笑)

  • 大きな魚の小さな帽子を盗み、小さな魚は逃げる、逃げる。見通しの甘い楽観的すぎる逃げ方だから、大きな魚は難なく迫って……あーあ、やっぱりこうなっちゃった。子どもたちに、どっちの魚に味方したいか、尋ねてみたいですね。

  • ぞっとする…
    でも現実でもよくある話だそうで、子どもと話していきたい

    ちがうねん
    わかってる
    何回も出てくるこの言葉が本当におそろしい

    悪事、犯罪のなにが恐ろしいかというと、この自分勝手な浅はかさかなと思った
    大人も考えさせられる

  • 大事なモノは

    本人にしか
    分からない。

    大事なモノを奪ったのなら


    殺されても仕方ないよね。




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著者プロフィール

カナダ・オンタリオ州ナイアガラフォール生まれ。米国・ロサンゼルス在住。『どこいったん(I WANT MY HAT BACK)』は、2011年ニューヨーク・タイムズベストセラー、ドクター・スース賞オナー賞などを受賞。第二作『ちがうねん(THIS IS NOT MY HAT)』は2013年コールデコット賞(米国)、2014年ケイト・グリーナウェイ賞(英国)をダブル受賞し、絵本史上初の快挙を成し遂げた。『みつけてん(WE FOUND A HAT)』は、米国の書評誌「パブリッシャーズ・ウィークリー」で2016年の「ベスト・チルドレンズ・ブックス」に選ばれている。
以上の3冊からなる「ぼうし」シリーズが代表作。ほかに、児童書作家マック・バーネットの文に絵をつけた作品に「かたち」シリーズなどがある。

「2021年 『そらから おちてきてん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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