自立論 子どものやる気を引き出す親になる

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  • 新潟日報事業社
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  • Amazon.co.jp ・本 (107ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861323447

感想・レビュー・書評

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  • 65 下記の視点を常に持っていなくてはならない。と思った。
    子どもが根っからの悪意でものごとをやろうとしていることに、私は出合ったことがありません。目的は、純粋で、そして愛すべきことでした。ただ、やり方が間違っていることがあります。だから、正しいやり方を教えてやることが大人の仕事なのでしょう。

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    「学校に行きたくない」と言うことがあったら
    「心配そうだね。何かあったの?」の心配そうだねが大事。聴く前に、まず受け止める。

  • 著者は小学校の先生を19年されていた方。自分はこどもが来年小学校なので、幼児と気をつけるポイントが変わるんだろうな、でもどう変えたらいいんだろうな、と気になっていたときに手にとった(ダウンロードした)本。

    こどものやる気を引き出す(つぶさないようにする)具体的な方法が書いてありますが、幼児で気をつけるべき対応とさほど変わらないことが判明。小学生の親向けの「コーチングの教科書」みたいな本です。大きかろうが小さかろうが人を尊重して扱う対応というのは変わらないんですね。

    いちばん印象的だったのは
    著者が担任したこどもたちにかけていた言葉。

    「自分のエンジンで動こう」

    何回読んでもいい言葉。担任の先生が息子にそんな声かけしてくれていたら感激。自分のやりたいことがある、やりたいからやる、必要だとわかっているからやる。息子にはそんな自立的な人になってほしい。私もかくありたいです。

  • 子どもに対する働きかけの方法や考え方が簡潔に書かれていて、とても読みやすいです。
    ”自立とは、自分で考え、判断し、行動する。つまり自分のエンジンで動くこと。”そして、”子供のエンジンを回転させるもの、それはやる気。”
    ”子供が一番ほしいものは、愛する親の関心。自分は親から注目されていることを実感することが大事”
    早速、子供たちに何か勇気の出そうな一言をかけてあげようと思いました。”ありがとう法”などはすぐに実践できそうですし、子供がいらいらしている時には、じっくりと見守り、そして、”なにかできることがあったら言ってね”と声をかけてあげたいです。

    http://sunuzou.blog100.fc2.com/blog-entry-103.html

  • 自分の教育方法や、周りの人・親の教育を客観的に見直すことができました。
    赤坂先生の本は胸を打たれる本ばかりです。

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著者プロフィール

上越教育大学教職大学院教授。
『アドラー心理学で変わる学級経営 勇気づけのクラスづくり』(明治図書)ほか、著書多数。

「2021年 『“先生の先生”による集中討議!2 子どもも教師も元気になる「あたらしい学び」のつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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