ここまでただヤッてるだけで中身がほぼなかった作品が急にキャラとストーリーを伴った普通のマンガっぽくなってきた。なにかあったかな。この巻だけ読むと上下巻の下巻で上巻にもこれと同等のストーリーが、って思うけど、ないんだなこれが。だいぶ遠回りしたけど一応の決着。正直メインの2人よりもハンパな状態でちゃんと失恋すらさせてもらえないまま彼らを支え続けてきた当て馬美少年くんが人格者過ぎて拍手。もはや裏主人公。
ここまで冗長が否めなかったけど一応の第一部完という感じでラストに続編の不穏な種が蒔かれているので次からまた新たな戦いの幕が開くんだろうという感じ。