楽しい小皿

著者 : 三好一

• 青幻舎 (2005年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2021年6月12日]

小皿は民芸館で展示されるような素朴な絵柄が多い。身近なものやちょっとした模様が描かれたりしているが、輸出用でオランダの風景が描かれていたりして面白い。食べ物屋で使われたり、土産物、贈答物になったりした。江戸から昭和にかけてのものなので、ひょっとしたら古い家なら所蔵していそうだ。伊万里や京焼などの有名どころばかりでなく、いろいろな地の窯で焼かれている。一代で終わった窯もある。