- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861522321
作品紹介・あらすじ
アーティスト活動10年を迎える束芋の最新作品集。
日本の現代社会の断片的風景を独特の感性で描き出し、そのアニメーションを用いた映像インスタレーションで国内外を問わず熱い注目を浴びるアーティスト、束芋。
"自らの世代感と世界観"そのものを象徴するテーマ「断面の世代」。束芋と同世代の人々や過去に同年代であった人々に向けられた視線は、
「集合住宅」という形で現れ、その「断面」を切り出すことを通して、個や社会、世界の姿が捉えられていく・・・
5点の新作大型インスタレーションのすべてを掲載するとともに、朝日新聞で連載された吉田修一『悪人』の挿絵も一挙収録。
現代社会が抱える問題を浮きぼりにしてきた束芋が見せる、新しい世界の断面。
横浜美術館と国立国際美術館で開催の、束芋展「断面の世代」図録として刊行。
感想・レビュー・書評
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展示を見て買った。怖いような懐かしいような、恐ろしい魅力。
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請求番号:702.07/Tab
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ボロボロになりやすいカバー紙が難点であり、それが味といえばそうなるのでしょう。束芋さんのは、突然観たくなる絵なので持ち歩きたいが作品集なので当然大判なのと、このカバー紙のため、持ち歩けず残念。吉田氏とのインタビュー文は読み応えあり。
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8月に大阪でみた展示
インスタレーションの作品を
2次元でどう表現しているんだろう、と。
あの展示のイメージが強い
スレスレのひやっとする感覚を
まだ覚えています。 -
このひとの作品、もっと大々的にでまわってほしい。ってくらいそそられた。すれすれを表現できる人。
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「束芋:断面の世代」展
7月に大阪市の国立国際美術館で見て来ました
団地の映像インスタレーションが
気に入りました
年齢が1つ違いのせいでしょうか
団塊の世代を親に持ち
束芋さんが自分の世代を意識していることに
共感できるがゆえ
描くもの、つくる映像に魅入ってしまうようです
吉田修一さんとの対談で
束芋さんの世代の意識が
良く語られていました
束芋とはお友達が呼んだ
田畑三姉妹からとったとのこと
上から順に
たばあね、たばいも、いもいも
束芋さんは次女
お友達センスよし