- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861522512
作品紹介・あらすじ
世界中を旅するように集めた、
550色のカラーパレット。
色彩は、古代から現代に至るまで、
私たちの生活に強い影響を及ぼしています。
色彩は人類の歴史、伝統、生活の集積であり、
文化の発露であるといえるでしょう。
本書では、人類が色を用いはじめた起源にまで遡り、
美術・デザイン様式に見られる色の変遷
—洞窟壁画からルネッサンス、
アール・ヌーボーからポスト・モダンまで—を、
カラーパレットと詳細なテキストでわかりやすく、親しみやすく紹介。
また、フェルメールやモネ、ベラスケスなど、
西洋絵画の巨匠たちが好んで使用したカラーパレットや、
西洋を中心とした世界30カ国の色彩風景、
さらには、建築物や陶磁器に由来する色名などを
広範囲にわたり採集。目に見える具体的な「色名」で表した、
画期的な「カラー事典」です。
*カラーサンプル全色に、色の由来と、
CMYK・RGB、マンセル値を掲載。
*美術、歴史、デザインの資料として最適な「色彩の手引書」。
□美術・デザイン様式にみる色の変遷
□名画を生んだ画家たちのカラーパレット
□さまざまな色名とその由来
□世界のカラーパレット
□色材の歴史
□色彩科学・文化史年表
□色名索引
著者:城一夫(共立女子大学名誉教授)
感想・レビュー・書評
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/55085詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「色」つながり
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いろんな色が学べる
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時代ごとのカラーパレットが参考になった。
色の成り立ちや名前の由来など、歴史・人物・作品にちなんだ説明が豊富で読み物として面白かった。 -
帯の「世界中を旅するように集めた550色」に名前負けしないほどのボリューム。色そのものについての記述はもちろん、世界各地の美術・デザインから人々の色使いがどのように変化してきたか、各地の色の文化などについても充実した内容をのせている。
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カラーコーディネート1級を取得しているにもかかわらず、忘れていることがたくさん!
さまざまなカラーに関する書籍を持っているけれど、
これは総合的に読み物として楽しめる! -
色の歴史を含む知識を知ることで、自分のアウトプットを行う際に「なぜこの色なのか?」を伝えることができるようになる。
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世界の色が紹介された本。歴史の中でシンボルになった色、名画に使われた色、各国で好まれる色など、知ってると楽しい色の知識がいっぱい。
好きな絵もいっぱい載ってるし、解説も面白く、好きな本。あとそれぞれの色の№が書いてあるので、ゴッホのイエローを作ってみたりも楽しい。 -
タイトルが気になります。
名画の色…絵画の色遣いは本当に惹きこまれる時があります。
歴史の色…どんな色なのでしょうか?これだけだと血塗られた色という感じですが、そこまでドロドロな事ではないでしょう。軍服やドレス、装飾品の色のことでしょうか?
国の色…真っ先に思い浮かべる国の色といったら黄色、赤、緑、黒のレゲエの色ですが、ジャマイカを代表する色?
うんうん。とても気になる一冊です。 -
ギャラリーで衝動買い。
なかなか読めないけど
買ってよかった本だろう!