昭和ちびっこ怪奇画報 - ぼくらの知らない世界1960s-70s (青幻舎ビジュアル文庫シリーズ)

著者 :
  • 青幻舎
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本棚登録 : 105
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861524561

作品紹介・あらすじ

1960〜70年代に巻き起こり、子どもたちを熱狂させた「オカルトブーム」。本書では、当時さまざまな子ども向けメディアに掲載された小松崎茂、石原豪人をはじめとするイラストの巨匠たちが描いた"怪奇画"を「心霊」「秘境」「異形」「残酷」「狂気」の5つの項目に分けてご紹介いたします。当時"怪奇画"は、少年少女たちに人気の定番コンテンツでしたが、雑誌の大量消費とともに破棄され、そのほとんどは読者の記憶の中だけで生き続けてきました。あの頃の"ドキドキ"とともに蘇る、奇々怪々の想像遺産の数々をお楽しみ下さい。

感想・レビュー・書評

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  • 「前口上」や各章の冒頭文などを読むと、この本は見世物小屋をイメージしているのが分かります。それを読むだけでも楽しいです。
    今更ながらに思うのが、絵がとにかく素敵です。マユツバものの内容だし、こども相手だけど手を抜かない。水木しげる先生も載っていました。
    画報のセレクトは著者の嗜好だけど、ご本人もいうように、怪奇とはいえないものもあります。それがまた面白い。箸休めですね。
    本書を読むと、あの頃何が流行っていたのかが分かります。リアルタイムで知っている人には懐かしいでしょう。

  • 児童雑誌に掲載された怪奇画を紹介する本。現在は入手困難なものが多く、このような形でまとめて読めるのは嬉しいですね。SF作品や怪奇譚が迫力ある画で再現されています。昭和世代だけでなく今の世代も楽しめるビジュアル文庫です。

  • 見た瞬間、うふぉっ、なつかし!と購入。なぜなに大百科、あったなあ~!!

  • 懐かしいす

  • 世代的にはちょっとズレているのですが、あの時代の、今ではもう出すことができない雰囲気には懐かしいモノを感じます。

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著者プロフィール

1967年、東京生まれ。主に1960~70年のお菓子やおもちゃ、キッズカルチャーについての話題など、レトロな戯言をネタに活動中。主な著書に文庫『まだある。』シリーズ全9巻、単行本『まだある。大百科』『まだある。こども歳時記』『ぼくらの昭和オカルト大百科』、『昭和こども図書館』(大空出版)、『昭和ちびっこ未来画報』『昭和ちびっこ怪奇画報』(青幻舎)、『小学生歳時記』(ダイヤモンド社)、『子どもの遊び 黄金時代』(光文社新書)など。

「2020年 『まだある。おやつ編 改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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