記憶をなくした少女―帝都〈少年少女〉探偵団ノート (カラフル文庫 く 1-2 帝都〈少年少女〉探偵団ノート)

著者 :
  • ジャイブ
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861761010

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  • (収録作品)宝さがしクイズ/放火魔のシグナル/花屋敷ラビリンス/ねずみパニック

  • 話的には最初に読むほうがいいかもしれない2巻。

    星の形になった時、何かまたオカルトめいた話につながるのかと思いました。

  • 帝都少年少女探偵ノートシリーズ2冊目。
    なぜこれが1巻ではなかったのか?話が前後するので、こちらから先に読むといい。

  • 矛盾点がぽろぽろ。登場人物にも深みがないので、誰が誰だかわからなくなることも。特にいまだに表紙に出してもらえない探偵団の2名の男の子がねえ……(苦笑)。

  • “「アユミちゃん、でいい?」
    「うん」
    「じゃあ、決まり!自分の名前を思い出すまで、アユミちゃんだ」
    少女、じゃない、アユミちゃんが顔をふせた。
    「なんだか、自分のことを思い出すのがこわいような気がする。思い出しちゃいけないような気がする」
    ぼくは言葉につまった。
    でもヒロシが、ポンポン、とアユミちゃんの背中をたたいた。
    「気にすんなよ!」”

    展開のテンポの早いこと。

    “いちばん先にトラの檻に近づいていったのはサンタだった。いつもは、ボーッ、としてるけど、動物のことになると元気になうr。ぼくたちのなかで、いちばん動物好きだ。クロもいちばんはじめになついた。
    「すごいなあ、すごい、すごい……」
    サンタは檻のすぐそばまで近寄っていく。目が、きらきら、とかがやいている。
    「サンタ、だいじょうぶなのか?」とぼく。
    「こわくねえのかよ」とヒロシ。
    「かまれてもしらないぞ」とジロウ。
    「近づかないほうがいいよ」とスエキチ。
    アユミちゃんはだまって見つめている。
    トラは、のそのそと歩く。サンタの目の前まで来て、ピタリ、と止まった。”

  • 実はこちらが先の模様。
    おもしろいですね。好きですよ!

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著者プロフィール

1960年福岡県生まれ。1982年日本大学法学部卒業後、出版社に勤務。歴史雑誌編集者を経て、現在作家。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞。主な著書に『 選書775 日本史・世界史 同時代比較年表 そのとき地球の裏側で』(2005、朝日新聞社)『選書 水戸黄門は旅嫌いだった!?』(2006、朝日新聞社)『真説の日本史365日事典』(新書、2004、文藝春秋)『1日1時間 1週間でわかる図解日本史』(2005、二見書房)『1日1時間 1週間でわかる図解世界史』(2000、二見書房)『信玄と勘助111の謎』(文庫、2006、成美堂出版)『石原莞爾—「満洲国」建国を演出した陸軍参謀』(文庫、2002、PHP研究所)『実朝を殺した男—『吾妻鏡』殺人事件』(2004、有楽出版社発行・実業之日本社発売)『坊っちゃんは名探偵!—夏目少年とタイムスリップ探偵団』(青い鳥文庫、2001、講談社)『お宝探偵団とわがままミカド』(2004、学習研究社)『吸血鬼あらわる!—帝都〈少年少女〉探偵団ノート』(2005、ジャイブ)ほかがある。

「2007年 『日本史人物「第二の人生」発見読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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