闇からの挑戦状 (カラフル文庫 く 1-11 帝都〈少年少女〉探偵団ノート)
- ジャイブ (2009年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861766688
感想・レビュー・書評
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“「ヒロシくん、解読してから、いってほしいね」
「なんだと!」
「しっ。ほかの乗客のみなさんに迷惑だ」
涙香先生が、おぼっちゃまくんとヒロシを叱った。そして、おだやかな口調でいった。
「しかし、不思議だ。アユミちゃんとアキラくんが日比谷公園で消えたと思ったら、上野駅でいきなり目の前にあらわれた。そして、半分消えた文字。どうなっているのか、さっぱりわからん」
古暮警部もうなずく。
「わかりませんな。まるで夢でも見ているようです」”
そろそろ相手の核心に近づく?
“「『おまえたちがかわいがっている犬はあずかった』……」
涙香先生がさけぶ。
「クロを、どこに連れていったのだ!」
「『パラレル世界だよ』……」
「返せ!クロを返せ!」
「『かわいければ、助けにくるんだな』……」
「いったい、どうやって」
「『さあな。これまで、おまえたちには、さんざん苦しめられたからな。これからは、おまえたちが苦しむ番だ』……」
その言葉とともに、紫色の靄も、頭上の黒雲も、消え去った。”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前回読んだ巻からあまりにも時間をおきすぎて、登場人物がわからなくなってしまいました^^;
物語の結末はいったいどうなるんでしょうか。
気になります。 -
お久しぶりの探偵団でございます。
なんや「パラレル!」と交差するらしく…。
読んでへんがな〜!読みます!
「名探偵夏目漱石の事件簿」とも若干交差しています。