- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861768781
作品紹介・あらすじ
七百年の時を越えて化政時代に復活せし英雄、源九郎判官義経。その身を完全体とするため、彼女とその一行は、日本縦断の旅をしていた。だが、妖異の陰謀は、その数多の伝承に由来する義経をこの化政時代に蘇らせる。他の義経と戦い、勝ち残らねば彼女はその生命を永らえる術はない。そんな中、義経に同行する白面の分身、葛ノ葉はもうひとりの"白面の君"の訪問を受ける。閻羅王となることを望む葛ノ葉に、白面は「自由になれる方法がある」と言葉巧みに誘うのであった…。湧き上がる妖異の群れ。天上に浮かぶ神々と魔の戦い。京の都に三つの光の柱が屹立する。そして、義経を守らんとする、平家の亡霊の真意とは?今、英傑たちの戦いはさらなる高みへと波及する。日本中に散らばる義経伝説をもとに、美少女・源義経とその一行が日本中を駆け巡る、話題の天下繚乱リプレイ『義経変生譚』の第2巻。
感想・レビュー・書評
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1巻でキャンペーンの方向性が示されたこともあって、PLたちも色々と義経伝説の仕込みをしてきた様子。ある意味義経ネタの発表会の様相。
薀蓄成分多めで、読み物としてはちょっとテンポが悪かったようにも感じます。義経ゆかりの人物が色々と出てくるのは楽しかったです。
シナリオは移動ルートを選択して起きるイベントを変えるという仕様で、ゲームとしては少々あっさり味。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容は面白いんだけれど、校正作業が酷すぎ。(-"-;
構成指示まで活字になるって、いったいどんな見直し作業をしているのさ。(^^;
話はパーティー内での利害の不一致を孕みつつ、それでも何とか同じ目的へと進んで行きます。
キャラクター毎の裏設定とかも表に出てきたりしますし、もう少しで結末なのかな?
これまで出てこなかった、義経所縁のキャラクターも出てきて良くできているシナリオだと思います。
……でも、やっぱり校正作業の酷さが。(^^;