第二次大戦の〈分岐点〉

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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861825927

作品紹介・あらすじ

一瞬の躊躇、刹那の決断が国家の興亡を分ける――独創的な視点と新たな史資料が人類未曾有の大戦の分岐点を照らしだす!
ファクト=ファインディング、アナシリス、ヒューマン・インタレスト、ナラティヴ……四つの視覚から、作家でもあり、防衛省防衛研究所や陸上自衛隊幹部学校でも教える著者が、外交、戦略、作戦、戦術などなど、第二次大戦の諸相を活写する。

感想・レビュー・書評

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  • コマンドマガジンや歴史群像、他に掲載されていた戦史や軍事史の記事や学術論文を収録した書籍(2016/08/31発行)。

    本書は約2/3が戦史や軍事史を占め、残り1/3は学術論文となっています。 この内の論文については一般向けとは云えない内容で、違和感が強く感じられ、個人的にも関心の薄いテーマだったのは残念でした。 
    又、戦史の記事についても、ドイツ空軍の組織で通常、航空艦隊と訳されているモノを航空軍としていたり、親衛旗SS アドルフ・ヒトラーと訳されるSS部隊を アドルフ・ヒトラー直衛旗団としているなど、他にも一般的ではない語が充てられていますので、こちらの面でも違和感を強く感じました。 興味深い話も書かれていますが、前書とは違い、今一つ興の乗らない内容です。

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著者プロフィール

現代史家。1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員等を経て、著述業。『独ソ戦』(岩波新書)で新書大賞2020大賞を受賞。主な著書に『「砂漠の狐」ロンメル』『戦車将軍グデーリアン』『「太平洋の巨鷲」山本五十六』『日独伊三国同盟』(角川新書)、『ドイツ軍攻防史』(作品社)、訳書に『「砂漠の狐」回想録』『マンシュタイン元帥自伝』(以上、作品社)など多数。

「2023年 『歴史・戦史・現代史 実証主義に依拠して』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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