ディストピア・フィクション論: 悪夢の現実と対峙する想像力

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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861827259

作品紹介・あらすじ

『われら』『メトロポリス』『すばらしい新世界』『動物農場』『一九八四年』『華氏451度』『蠅の王』『高い城の男』『猿の惑星』『ブレードランナー』『侍女の物語』『わたしを離さないで』『図書館戦争』『虐殺器官』『ハーモニー』『俺俺』『百年法』『帰ってきたヒトラー』『想像ラジオ』『ボラード病』『献灯使』『服従』『宰相A』『火星に住むつもりかい?』『消滅世界』『バラカ』『カエルの楽園』『ズートピア』『シン・ゴジラ』『地球にちりばめられて』……

超管理社会、核戦争、巨大災害、社会分断、ポスト真実……
理想(ユートピア)とは真逆の悪夢(ディストピア)に接近する現実を前に、創作は何ができるのか?
古典から話題作まで全方位読解!!

感想・レビュー・書評

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  • 超管理社会、核戦争、巨大災害、社会分断、ポスト真実等のディストピアをテーマにした創作(小説や映画)について、古典から話題作まで、日本の作品も海外の作品も、読解する。

    われら
    メトロポリス
    すばらしい新世界
    動物農場
    1984年
    華氏451度
    蠅の王
    高い城の男
    猿の惑星
    ブレードランナー
    侍女の物語
    わたしを離さないで
    図書館戦争
    虐殺器官
    ハーモニー
    俺俺
    百年法
    帰ってきたヒトラー
    想像ラジオ
    ボラード病
    献灯使
    服従
    宰相A
    火星に住むつもりかい?
    消滅世界
    バラカ
    カエルの楽園
    ズートピア
    シン・ゴジラ
    地球にちりばめられて

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著者プロフィール

円堂都司昭(えんどう・としあき)
1963年生まれ。文芸・音楽評論家。1999年、「シングル・ルームとテーマパーク――綾辻行人『館』論」で第6回創元推理評論賞を受賞。2009年、『「謎」の解像度――ウェブ時代の本格ミステリ』(光文社)で第62回日本推理作家協会賞と第9回本格ミステリ大賞を受賞。ほかの著書に『YMOコンプレックス』(平凡社)、『ゼロ年代の論点――ウェブ・郊外・カルチャー』(ソフトバンク新書)、『エンタメ小説進化論――“今”が読める作品案内』(講談社)、『ディズニーの隣の風景――オンステージ化する日本』(原書房)、『ソーシャル化する音楽――「聴取」から「遊び」へ』『戦後サブカル年代記――日本人が愛した「終末」と「再生」』(以上、青土社)。共著に『バンド臨終図巻――ビートルズからSMAPまで』(文春文庫)など。

「2019年 『ディストピア・フィクション論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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