スペインサッカーの神髄 (サッカー小僧新書1)

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著者 : 小澤一郎
  • 白夜書房 (2010年5月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861916250

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スペインサッカーの神髄 (サッカー小僧新書1)の感想・レビュー・書評

  • スペインのサッカークラブの下部組織(カンテラ)の話。
    同じスペインのクラブでも各々に特色があり、日本のクラブでは真似できないレアルマドリードやバルサもあれば、お手本に出来るクラブもある。ただどのクラブにも一貫した「信念」がある。
    サッカーだけでなく、何にでも一貫した信念は必要。

  • スポーツナビ等、各種サッカーメディアにて
    お名前を拝見する小澤一郎氏による、
    スペインのカンテラ(下部組織)についての本。

    スペインサッカーの土台となっているカンテラについて、
    詳細な情報とインタビューが中心です。

    「スター選手は、育てるものではなく、生まれるもの」

    この考えはスペインに広く浸透していると記述されてあり、
    様々な考えを引き起こします。

    日本と比較してどうかと考えた時には、
    教育方法の違いというよりは、
    文化・土壌の違い、更には、
    一民族である事の違いも影響してるんじゃないかと考えてみました。

    すなわち、ここでの一民族とは、
    差異が少ない、暗黙の共通項が多い、という事です。
    あうんの呼吸を大切にする。言い換えれば、
    他者との違いをそれほど意識しなくても良い、という環境です。

    つまり、特例を認めたがらないという意識があるんじゃないかなと。

    共通したカリキュラムを求め、平均に近い評価を求めようとするなら、
    まずは、特例を認めない組織というのが基本になる気がします。
    もちろん、これは根底の、一部の、
    「もしかしたらそうなんじゃないか」レベルの考えです。

    得てして、「職人タイプ」のプレイヤーを好む事に繋がるんじゃないかと。

    個人的に天才プレイヤーの出現を求めている訳ではなく、
    単に土壌の違いという事で、それはそれとして認めれば良い事です。
    そういった違いがあるのかなという考えが引き起こされたという事です。

    それ以外の部分については、「良いサッカーをすること」

    具体的に、という訳ではなく、けれどコンセンサスの取れる、
    「ビジョン」が国を通して共有されているのは、
    とても素晴らしい事と思いました。

    先のダイレクト・インストラクションではないですが、
    ベースがあっての発展性・応用性が可能になるという考えでいけば、
    間違いなく「パスサッカー」はサッカーの基本である訳なので、
    その指導は先に繋がっていきやすいものなんじゃないかと思いました。

    オープン、ビジョンの共有、継続性。
    どれもビジネスの世界で重要とされるものばかりですね。

    個人的に凄く良書でした。

  • 日本サッカー協会はスペインサッカー協会と提携したそうだ。スペインサッカーがブームになっているらしい。私が子供のころは南米サッカーこそがサッカーだと思っていた。てゆうかそれしか知らなかった。それから、ドイツサッカーこそが世界最強だと思うようになり、今は一ファンとしてスペインサッカーが好きだ。世間はスペインサッカーらしい。以前カズが日本は歴史が足りないと言っていたが、日本サッカーというものは無いのだろうか。物まねは日本人の得意分野だから、その方向性でもいいのかもしれないが、もうそろそろ核となるものを提示してもいい時期ではないだろうか。
    それがスペインサッカーに近いものなのだろうか。違和感があるなあ・・・

  • ソリアーノさんの本に続き、良書に出会う。育成やスペインサッカーを考える時には必ず読まなければいけない本です。

    スペインの多様性を十分に理解した筆者が各地方クラブの育成責任者に、しっかりと話を聞いてます。
    本当のスペインを知っているからこそ、バルサ信仰、スペインパスサッカー信仰から自由になった視点で客観的な評価ができる、そんな風に感じました。

    育成、サッカー、そしてスペインへの愛を感じます
    (2010.06.10読了)

  • 2010/5/28 Amazonより届く
    2010/6/3~6/6

    小澤氏はスペインで子供達にサッカーを教えた経験のある若手サッカージャーナリスト(名前が某政治家に似ているので一瞬?と思ったが)。その経験を活かし、バルセロナ、レアル・マドリード、アスレティック・ビルバオ/オサスナ、エスパニョール、セビージャのカンテラについて、システムやスカウト術、育成方針などを分析している。スペインでは「才能ある選手はうまれてくるもの」と良く言われているらしい。至言であろう。サッカーに限らず、育てるということは、その子の持っている才能を埋もれないように手助けすることが大事なのかもしれない。

  • スペインの育成事情から日本サッカー底上げのヒントを。

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