京大式 推定3ハロン ~「4角先頭馬」と「上がり最速馬」が見抜ければ競馬は勝てる!!~ (競馬王新書)
- 白夜書房 (2011年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861918094
感想・レビュー・書評
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「4角先頭馬」と「上がり最速馬」が分かれば競馬に勝てる!とはおっしゃる通りで、回収率ベースで見ても至極まっとうな方針と言えそうです。
その馬たちを見定めるのが「推定前半3ハロン」と「推定後半3ハロン」という独自データとなるわけですが・・・惜しむらくは結局のところデータ算出の方法がぼやかされたままであること。著者が別途有料で出している新聞を買うか、自分であれこれ工夫するしかありません。競馬本だしこんなもんなんですかね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レースに出走する競走馬の中で、前半3Fを先頭で逃げる馬、ラスト3Fを最速で上がる馬を推定予測して、回収率100%を超える条件(距離、競馬場など)にて勝負する解説書。
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ラップ論の1つで上がりとテンについて掘り下げている良本
テンと上がりの重要性を改めて教えてくれる本ですね。
残念なのは成功例(的中例)ばかりを語っているせいかどうも胡散臭さを感じてしまうところでしょうか。
実践的なものであるけど、社会生活の中でやるにはちょっと時間が足りないと思うし、イマイチ選定方法もわかりにくかった。
これを読んで実践するのもよいし、自分なりに解釈し応用するのもよい。
そんな感じでしょうか。 -
競馬をやっている人なら、薄々、いや、
はっきりと、気づいている事柄を、ズバリ指摘している。
しかし、肝心の算出方法が、曖昧・・・。
ざっくりと、書いてあるが、ざっくりすぎるので、残念。
競馬場のコースは、それぞれ、特徴があるから、
どの競馬場で出た数値かを、正しく認識することは、
重要。
そのうえで、馬場差を考慮するなどの補正こそが、
ポイントのはずだが、そのあたりの記述は、
ざっと、読んだ限りでは、見つけられず。
自分に都合の良いデータだけを抽出して、
自慢話に紙幅を、費やしてしまったなぁ、という印象。
どの馬が逃げれそうか、
どの馬が差しきれそうか。
テンの3ハロン、上がりの3ハロンに、
注目する。
ただ、これだけで、馬券は、とれまい。
中盤のラップに注目する、ラップ理論など、さまざまな引き出し、
情報の判断力、それを馬券に落とし込む、決断力などなど・・・。
いろいろあるが、分析する価値がある項目では、ある。
以上の意味で、
極めて、当たり前のことが、当たり前に書かれている本。