ゲームラボ特別編集　現代視覚文化研究

• 三才ブックス (2006年12月14日発売)

感想・レビュー・書評

[慈郭さんの感想 · 2006年12月29日]

この本は二次元(アニメ、美少女ゲーム、同人etc)業界のトレンドが一網打尽できる解説本。ちょっとうそ含む。
「誰も略してはならぬ！前人未到のアキバ系カルチャー読本」だそうだ。

見知ったアニメの話になるほどと思ったり、見逃したアニメを思って身悶えたりする。
もちろん、あの作品のあの話題がねぇ〜〜っ、と突っ込むのもあり。

あのね商法
けよりなキャベツ事件
オレンジ卿
MUSASHI
などなどネタ満載。
もちろんオタク以外に通用しないネタですが。

現代視覚文化といっても、もちろん偏りまくりで趣味全開。
何が萌えるか？！、ということに尽きる。
独断と偏見に満ちた、しごくオタクらしい視線を持ったまま、書かれてるから逆に共感できる。

まあ、個人的な萌え琴線触れない話題にはついていけなかったりしますが、それはそれ。
つぼには、にまにますること請け合いです。