ブロードマッスル活性術: 武人の動きを修得せよ!

著者 :
  • ビーエービージャパン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862201409

作品紹介・あらすじ

使われざる筋肉を

活性化させる身体革命!


それはまさに、ブロードマッスルの活用そのものであった。例えば、腕を下ろす動作において、通常意識されない広背筋を巧みに用いる。では「使われざる」ブロードマッスルを自由に動かす方法とは? 能楽師でもありながら、国内における数少ないロルファー(構造的身体統合法の施術者)として人間の身体に鋭い眼を向け続けてきた著者によって、今、新たな身体運用法が提起される!


CONTENTS

第1部 身体各部のブロードマッスル
 Lesson1 イントロダクション 「心」で脚を動かせ!
 Lesson2 意外に知らない? 筋肉の基本構造
 Lesson3 大腰筋エクササイズ ブレない動きの中枢
 Lesson4 腿~骨盤周辺のエクササイズ 無駄をなくすための筋肉分離
 Lesson5 上半身のブロードマッスルへのイントロダクション
 Lesson6 自在に動く、肩甲骨を手に入れる
 Lesson7 究極のブロードマッスル マッスルバンドとマッスルチェーン
 Lesson8 円環の統合

第2部 コア・ブロードマッスルによる合理的全身連動
 Lesson1 武術における動きと身体
 Lesson2 コア・ブロードマッスルを活用せよ!
 Lesson3 身体コアのアップグレード
 Lesson4 コア・ブロードマッスルの応用

感想・レビュー・書評

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  • 昔読んで挫折した本。ヘタな解剖生理の本より解剖用語がいっぱい出てくるので、それなりの覚悟が必要(笑)。いま読むと面白い。ある程度、解剖的な予備知識がないと、用語解説が簡潔すぎてつらいだろう。イラストもポイントをとらえづらい。

    モデルをつとめる毛利氏の身体が、全然ボディビルダーみたいなマッチョスタイルでないところが興味深い。見た目はごくフツーのサラリーマンみたい。

    本書の内容が正しいとは思っていないが、考えるきっかけをたくさんくれたことに感謝している。ありがとうございます。

  • 身体の深層筋群を意識して動くようにするために、ロルフィングのワークを取り入れ、図解や深層筋群を使った動きの違いなどを武術の達人の写真を例に紹介している。

    大腰筋、菱形筋のイメージがつきやすかった。

    呼吸を足裏から入れるイメージや、足や手が背中から出ているとイメージすることなど、できることから取り入れてみたいと感じた。

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著者プロフィール

安田 登(やすだ・のぼる):1956年生まれ。 能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。関西大学特任教授。 著書に、『身体能力を高める「和の所作」』(ちくま文庫、2010年)『異界を旅する能』(ちくま文庫、2011年)、『日本人の身体』(ちくま新書、2014)、『身体感覚で『論語』を読みなおす――古代中国の文字から (新潮文庫、2018年)、『見えないものを探す旅――旅と能と古典』(亜紀書房、2021年)『古典を読んだら、悩みが消えた。――世の中になじめない人に贈るあたらしい古典案内』(大和書房、2022年)、『魔法のほね』(亜紀書房、2022年)など多数。

「2023年 『『おくのほそ道』謎解きの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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