魂深き人びと──西欧中世からの反骨精神 (叢書 魂の脱植民地化)

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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862280923

作品紹介・あらすじ

蒐集への執着から、抵抗者になりえなかったツヴァイクとベンヤミンの悲劇、
弾圧に対する反抗として清貧を貫いた、南仏カタリ派などの「異端」たち、
神秘主義者エックハルトが内包する多様性──近代的自由への希求と信仰の原点に返る保守性、
多くの矛盾を巧みに力に変えた宗教改革者ルターの戦略……。
反骨精神の原点としての"異端児"たちの素朴な憤りや正義感、抵抗に触れ、
閉塞的な世の中で「否」を言う勇気を取り戻す指針を示す。

著者プロフィール

慶應義塾大学文学部教授。文学博士(広島大学)、Ph. D.(スイス・フライブルク大学)。主な業績として、著書に『マイスター・エックハルト―生涯と著作』(創文社、2011)、『魂深き人びと―西欧中世からの反骨精神』(青灯社、2017)、翻訳書にマクデブルクのメヒティルト『神性の流れる光』(創文社、1999)などがある。

「2021年 『さまざまな一年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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