アダムの旅: Y染色体がたどった大いなる旅路

  • バジリコ
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本棚登録 : 31
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862380258

感想・レビュー・書評

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  • h20-図書館2014.1.29

  • ふむ

  •  男親から男の子孫だけに、組み替えられることなく受け継がれるY染色体。人類が共通して持っているこの古文書に記されたマーカーをたどることで、現生人類がどのようにアフリカから世界中に広まったかを推理していくというのがテーマ。北京原人だのジャワ原人だのは人類の直接の祖先というわけではなく、現生人類よりも先に世界にサルから枝分かれして、そして滅んだ者たちだ。現生人類は約6万年前にはアフリカにいたことがわかっていて、約5万年前に突如世界中に乗り出していった。最初は波打ち際を歩いて中東、インド、アジアへ。シベリアから南米へ。ヨーロッパ方面に進出したのはたかだか1万年前くらいらしい。
     旅路の描写はなかなかおもしろいのだが、それを科学でどのように解明していったかという部分が、あまりおもしろくないなーと思って読み進めたが、最後の最後で「アダムの旅」をひとまとめにした世界地図が出てきた……ちょっとコレさ、もっと先に出しといてくれれば、もっとわかりやすかっただろうに。
     (10)

  • 第1章 多様性に富んだ類人猿
    第2章 多から一へ
    第3章 イブの連れ合い
    第4章 沿岸から沖へ
    第5章 大躍進
    第6章 主要な経路
    第7章 石に眠る血液
    第8章 文化の重要性
    第9章 最後のビッグバン

  • Y染色体によって、人類の世界中の足跡を辿ろうとする試み
    やや難し目
    類書に比べて踏み込んだ書き方は少ないし、幅を取った書き方なので正直言えばあまり興味をそそられなかった
    今後の研究に期待です

  • 2011/8月
    遺伝、DNA研究最新を知りたくて。でも難しかったです

  • 少々微妙

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