メディアの河を渡るあなたへ 小谷正一物語

著者 :
  • ボイジャー
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862391803

作品紹介・あらすじ

プロデューサーとして日本のメディアの興隆に、着想と執念と人間力で挑んだ男、小谷正一の物語。メディアに生きる者にとって、知らずに済ますことのできない人があり、時代があり、事件がある。小谷正一こそ、その人そのものだろう。未知なるものに果敢に挑むその姿は、ある時は愚か者にさえ見られてきた。時が経ち全貌が明らかになるにつけ、先を歩いた者の大きさをいやがうえにも私たちは知ることになる。「いつだって時代は過渡期だし、キャンバスは真っ白」であることをあらためて、しみじみと、紐解きたどる時が我々には訪れる。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事はどうあるべきか?小谷正一の電通時代の元部下が伝える、昭和の怪物プロデューサーの姿。
    サラリーマン時代も独立時代も、常に自由を求めて、やりたいことをやってきた人間。そんな人間だからこそ手掛けられた伝説の仕事の数々。
    コスパタイパの横行によって、現代商売人たちが失った大切なものが、たくさんつまっている気がした。

    実際にどうだったのかはさておき、ビジネスエンタメ作品として楽しめる一冊。

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著者プロフィール

早稲田大学政経学部卒業後、1956年に電通入社。62年小谷正一のつくったプランニングセンター創設メンバーのひとりとして参加。その後、小谷が電通を離れても一生付き合いを続けた。営業企画局次長、コーポレートアイデンティティ室長などを経て電通総研常任監査役を務め98年に退職。大阪万博「笑いのパビリオン」企画、「ゼロックス・ナレッジイン」はじめ数々の都市イベントをプロデュース。電通のCIビジネスへの取り組みにリーダーとして、アサヒビール、NTT、JR、東京電力はじめ数多くのプロジェクトを推進した。

「2015年 『メディアの河を渡るあなたへ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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