スカルプターのための美術解剖学 -Anatomy For Sculptors日本語版-

著者 : アルディス・ザリンス サンディス・コンドラッツ

制作 : 加藤 諒 

• ボーンデジタル (2016年11月26日発売)

作品紹介・あらすじ

キックスターター発のスカルプターのための人体解剖学

筋肉をすべて知っているとしても、形状を理解したことにはならない!

見やすい画像、文字が少ないアナトミー(解剖学)の本をお探しですか?
人体をモデリングするとっかかりで行き詰まってしまった?
見やすくて分かりやすい資料が欲しいけど、Webを探し回るのに疲れてませんか?
筋肉、骨について長々とした文章を読むのではなく、シェイプを知り、それを即座に作品に生かしたい?

人間の体を簡潔に解説した、もっとも使いやすい、アーティスト向け美術解剖学のガイドブックがここにあります。

本書は、主要な構造を理解するための要点を直接的かつ分かりやすいビジュアルで説明しています。美術を専攻する学生、モデラー、スカルプター、イラストレーターに、本書は実践的な基礎を提供します。これをベースに、アナトミーの知識をさらに積み重ねることができます。より手軽に、自信をもって描きたい、造形したいすべての人にお勧めします。

本書では、人間の体のうち、最も重要な筋肉、働き、アクションを取り上げています。単純なアナトミーの解説から間違いやすいポイントまで、1,000点を超える図版を掲載。
また、250枚を超える写真に描き加えたイラストによって、体表下の筋肉やシェイプを明らかにしています。

感想・レビュー・書評

[賀夜鳴海さんの感想 · 2020年10月7日]

描くときに手放せない一冊。立体とは、の視点。

[階さんの感想 · 2024年3月12日]

今の所私の本棚の中では最も筋肉の構造がわかりやすい本
見えないところまで見せてくれるのでわけわからんくなった時に良い

[tokiwa5さんの感想 · 2023年10月15日]

作動色

[VSSさんの感想 · 2022年9月17日]

資料
写真9:文1

・骨や筋肉の名称
・筋肉を下の層から順に重ねて解説
リアルの写真と、横に写真の上から筋肉に色付けされた図がある
・肩を上げたり後ろに回したり色んな角度(前後・側面・斜め45)の写真がある
・130p〜140p 感情による表情

★
フリガナふってある！
可動域も記載
一番後ろに索引

[帝塚山大学図書館 学生選書会さんの感想 · 2021年7月19日]

https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/923433

[佐賀大学附属図書館さんの感想 · 2018年6月28日]

(図書館員のつぶやき）
ミケランジェロもレオナルドもすごい方とはわかっているけど、これを見たらあの有名な彫刻の腕や足の筋肉は！きっと尊敬します。絵を描く人、作る人はご存知の人の体がより分かりやすくなって見えるはず。絵を描かない人も、彫刻のポーズに自分の動きに興味をもちそになりますよ。よかぎん（良かったら）手に取って見らんばよ。
（見てみましょう）

[本江正茂さんの感想 · 2017年3月23日]

すばらしい身体の解説。
凡百のポーズ集は静止した姿しか示さないが、本書は、身体を構成する骨格と筋肉による機構を説明してくれている。スカルプターのための、とあるが、それだけでなく、建築家はじめ、人体に関わるすべてのデザイナーが知っておくべき内容。

著者プロフィール

ラトビアのアートアカデミーで解剖学を教えており、25年以上の経験を持つ受賞歴のある伝統的な彫刻家でもあります。生徒のために包括的な視覚的解剖学の本を何年も探し続けた結果、彼はアーティストを目指す人たちのために、信頼できる解剖学の参考書を作ることを決意しました。この仕事は予想以上に大きく、このシリーズ3冊目につながりました。ウルディスは、『スカルプターのための美術解剖学』『スカルプターのための美術解剖学 2 表情編』の著者でもあります。

「2023年 『スカルプターのための美術解剖学 3 頭頸部編』 で使われていた紹介文から引用しています。」