トヨタの品格 (Yosensha Paperbacks 32)

著者 : 伊藤欽次

• 洋泉社 (2007年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

猫も杓子もとばかりにトヨタ生産方式は世界中に広まり、「最強にして最良」と礼賛一色の状況が続いているトヨタ。だが、完全無欠と思われたトヨタの「綻び」が次々と表面化している。止まらないリコール、明るみに出る偽装請負、頻発する労災訴訟…。「自分の城」を拡張させるために政財界の中枢に進攻し、非常識なまでのゲンテイを下請けに押しつけ、乾いたタオルは知恵で絞り切る-その姿は本当に世界から称賛されるに値するものなのか?ワーキングプアや過剰なまでの働きすぎといった現代ニッポン社会の矛盾を詰め込んで突っ走るトヨタの前に赤信号を灯せ。

感想・レビュー・書評

[gongon-mさんの感想 · 2010年1月14日]

２００９年１月８日

[あんじぇりーなさんの感想 · 2008年2月16日]

今、はやりの「品格」本。しかし筆者はそれを知っていて、敢えてこう書いている。
その理由もあとがきに。この会社に関する書籍は多々あるが、こういった問題点を指摘している内容のものも増えつつあるようだ。一応読んでおいて損は無い。

[奥宮離宮さんの感想 · 2008年1月24日]

分類＝自動車産業・トヨタ方式・労働。０７年１１月。『あなたの知らないトヨタ』の続編。前作よりもより広く深い内容のものを求めていたのですが…。次回に期待。