- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862489135
作品紹介・あらすじ
ロングセラー商品が青い理由…高品質は銀色、高級感は?応用自在、知って得する色彩の基本。
感想・レビュー・書評
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大学時代に色彩を学んだので、ある程度の基礎知識はあったが、本書の中で思い出したことやなるほどなあと感じたこともいくつかあり、改めて色彩の面白さを再認識した。
✎*メモ
★基本的に売れる色、売れやすい色
→赤・青・白(シルバー)・黒
この4色はもともと人間がもっとも親しんできた色。
★補色が生み出す2つの効果
①残像効果
例)
医療現場の手術着にこの補色の効果がうまく使われている。
手術着が緑や青がかった色をしている理由
↓
手術中、ずっと赤(血液)を見ることで起こってしまう緑の残像を、緑や青の服を見ることで打ち消している。
②引き立て効果
正反対の色を並べると、お互いの色がもっとも引き立つ。
例)
レタスにトマト・赤いバラ(と緑の葉)
★色を使った食欲コントロール
人の食欲は、色に大きな影響を受けている。
・食欲減退に繋がる色→寒色
・飲食店における蛍光灯の光は、せっかくの料理を台無しにしてしまう色。
(実は無色透明に見える蛍光灯の光は、薄く「青緑」の色がかかっている。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「教科書」というから、終盤の巻末資料にあるような「基礎」から始まりそうなもんだけど、実際の商品とか、標識とかから法則を解説しているので、すっと頭に入る。ファッションの業界の流行色は業界で決めてるらしいことはなんとなく知ってたんだけど、その全体像がよく分かった。色の好みの地域性、お国柄もなるほど!な内容。
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図書館で遭遇。色の持つ力に興味があったのでおもしろそうだなと読んでみました。
ピンクは女性にとって特別な癒しを与える色だと知りピンクの花が好きな理由はそこだったのかと納得。
ファミレスの巧妙な照明の使い方には驚いた。
世界はもちろん、日本国内でも住んでる地域によって好みの色が違うというのも興味深かった。やはり色は奥深い。 -
300308392 757.3-ヨシ
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色って奥が深い。色によってこんなにも変化するなんて。
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日本人が和室でくつろげる理由は、一番落ち着く肌の色を中心に、上に行くほど同じベージュでも明るくなることで、天井と空間の圧迫感が最小限に抑えられ、開放感も高まる。
洋室は立体的なベッドやサイドボード、デスクなどを置かなくてはいけない関係上、視野なども途切れ、部屋全体の階層的な演出が難しい。
ピンクには女性の内分泌を活性にし、エストロゲン(女性ホルモン)を分泌させる効果があるといわれる。エストロゲンは肌のうるおいやハリを保ち、若々しく美しい肌をつくる働きをしている。 -
色彩感覚が悪いので、
基本的なことを勉強してみようかと。
類似調和とか補色調和は、勉強なりました。 -
浅い。
ミスカラに置いてた本と似たような内容。
配色とかが載ってる本が読みたい。 -
生活のいろんなところで役立ちそう。
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あまりセンスが良いとは言えず、参考にならない。