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- / ISBN・EAN: 9784862635938
感想・レビュー・書評
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ヘタレ社長×敏腕秘書
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「疲れてるくらいが興奮するんですよ」有能でエロイ。秘書の小山内は、Hのスケジュール管理もバッチリ。一方、カッコよくキメられない&鈍い。社長の吉住は、ヘタレ。――しかし、オトナのくせに不器用な恋の駆け引きによって、お互いが思いもしない、いとしい“真逆の姿v”が現れる…!? H大量描き下ろし49P付、優しく大らかな男たちに包まれて下さいv
出版社より -
秘書いろっぽい!
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そんなに好みでなかった。
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3cpの恋物語が収録されている短編集。すごく萌えました。
最初の話は、デキるけどヘタレな社長の吉住×昼は有能な秘書で夜は淫乱な恋人の小山内。
吉住は、仕事の面ではやり手ですが、恋愛の機微には疎い男。でも、男の色気たっぷりです。そんな彼は、秘書として完璧でベッドでは積極的な小山内に押され気味。
愛の証明をしようとあれこれ画策しては、返り討ちにあう吉住です。小山内の方が一枚上手なんですよね。
しかし、不器用でも愛していることを一生懸命伝えようとする吉住と同じくらい、小山内にも純情なところがあるのがツボです。
絡みシーンの描写はとてもリアルで、結合部までしっかり描いてあるけど、何故か品性を維持しているのがポイント。
大胆Hに煽られながらも、2人の愛ある関係に胸が熱くなりました。
特に3話目の「最期の予定」それまでは、コミカルなところもあったりしたのに、ここは2人の本気があふれていてほろっとさせられました。
次の話は、カメラマンの西村×出版社勤務の川名で、幼馴染み同士。社会人になってから偶然再会した2人です。ご近所のよしみで川名はオカンのように西村のお世話をしちゃっています。実は昔から西村のことが密かに好きだった川名。彼の恋がどうなっていくのか、というのが見どころです。
コタツが重要アイテム。いいですね、コタツ。
こちらもHシーンががっつり描かれていて萌えます。
最後の話は、リーマンもの。3編の中で一番切なさにあふれていました。
寡黙な部長が抱えるものの重さを、自分だけが知ることになった峯村。
男に振られて仕事をミスして落ち込む峯村は、さり気なく桐原に気遣われ、思わず心のうちを吐露してしまうのですが、彼もまた深い心の傷を負っていることを知ります。
桐原を慰めたくて峯村が口にした言葉が「一緒に地獄へ落ちませんか?」
胸にズキューンときました。
だんだん桐原に心惹かれて、でも一方的な気持ちだと自分を戒めて本心を言えない峯村の切ない気持ちがこめられています。
そんな峯村に対して、桐原がどう応えるのか、というところがまたよかった。寡黙でクールに見える桐原が見せる優しさに心打たれました。
すごく愛がありました。互いに思いやる気持ちが美しいです。
繊細な精神的部分を大切にしながらも、体を重ねて愛し合うシーンをしっかり描いているところが素晴らしいです。
読んだ後に、心が満たされるような恋愛ストーリーばかりでした。 -
誘い受けな秘書(淫乱)と受けにデレな社長の話。
社長と秘書ながら、二人は対等な関係なので、よくありがちな「主従関係」の要素は一切ありません。
一番好きだったのは、あることがきっかけでどうしようもなく堕ちる社長のお話。二人が交わしていた約束がもう……泣けます(;O;)
とはいっても全編ハッピーエンドです。
エロスは作者らしくなかなかリアルです。 -
有能でエロい秘書件恋人の小山内に社長の吉住は押され気味。
3カップルで全6話のオムニバス。
町屋先生は榎田先生とのコラボ『恋とは呼べない』で知った先生。
オリジナルは初読みなのだけど、話に情緒があり、絵も上手い。
Hシーンもきっちり絡みを描いてあるけど気になるデッサンの狂いはないし、読みやすかった。
雰囲気のある作家さんだと思います。 -
どうやら私はこういう作風に弱いようで、
かなり胸に響いてしまいました。
思わず読み返してしまった。
最後の作品がまた・・一生続く大人の恋愛短編集です。 -
表題は有能で淫乱、しかし一途な秘書と社長。幼馴染。傷の舐めあいから生まれる愛情。