不遜で野蛮 (新装版) (ビーボーイノベルズ)

著者 :
  • リブレ
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本棚登録 : 119
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862636386

感想・レビュー・書評

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  • 熱情シリーズ第3作。中でも一番のお気に入りです。なにしろ「不器用な純情」の織田の弟、冬輝は、型破りにワイルドで男くさくてかっこいい。対する受の警視庁エリート上條は、美人クールビューティー眼鏡。この設定だけでも好物です。

    ストーリーは、ちょっと大人めラブで萌えどころがいっぱい。
    「張り込みH」と「男夫婦」がイチオシのシーン。美味しいです。
    誤解したまま5年間会っていなかった二人が、ある捜査のために再会し、やむを得なくパートナーを組んで張り込みます。
    ゲイの夫婦と偽って、見張っている男の隣の部屋に同居する織田と上條が、もう読んでいて楽しすぎで。

    かりそめの新婚生活が萌えます。織田が一晩で書き上げた「愛の軌跡」なるシナリオがベタ過ぎて、悶絶モノ。その恥ずかしいシナリオを読み終えたのち、かなぐり捨てた上條の心境を考えると気の毒だけど笑った。
    さらには、ゲイの夫婦という設定を逆手にとってあれこれエロいことを仕掛けてくる織田の図々しさに、結局陥落してしまう上條。強引に攻略されまくりで、煽られる場面が続々登場。それにちょっとしたベタな新婚夫婦っぽいやりとりも萌えます。偽装のためとはいえ調子に乗った織田が、仕事に出かけるときに「いってきます」のキスをするところとか。羞恥してあせりまくる上條が最高。クールな仮面がはがれて、織田にかわいいところを晒してしまうところなんか、くらっときます。優秀な上條が料理は全然できなくて、意外に織田がうまかったりするのは、本当に新婚さんの日常をのぞいているみたいで読んでいて面白かった。

    本筋の犯人との対決もスリリングにきちんと描かれていて、二人の生い立ちや家庭環境も読み進むうちに把握できて、エロだけじゃない、奥行きもあるストーリー構成です。視点も、上條サイドと、織田サイドから交互に語られていて、心情がつかみやすかった。

    書き下ろしは、織田のお兄ちゃんCPも登場でサービス満点。Hシーンも濃厚で堪能できます。

    セクシーワイルドな織田の魅力と、開発されてだんだん色気ダダ漏れになる上條の乱れっぷりに引き込まれつつ、とっても楽しく読める1冊。

  • 再読、熱情シリーズ第3弾。平の刑事・織田×キャリア・上條。この2人も良いなぁ♪ 両片想いの王道、すれ違ってく思考に「どうしてわかんないのかなぁ…」というジリジリ感を楽しみました。今回の攻めは第1弾、高秋の弟ですがこの兄弟は素敵な攻め様でしたね♪ 恋人になってからのSSはあまくて満足❤

  • このシリーズでは一番好きなCPです。
    ツンデレ受の、両片思いもの。

  • 刑事物。片思いだと誤解している同士。ホモカップルのフリをして潜入捜査中に織田(攻))に色々エロイ事をされるが、挿入して貰えず、目の前で一人で逐情するのを見て失望する上条(受)が可愛い。

  • 熱情シリーズ第3弾
    2006年1月刊同タイトル作品の新装版 
    イラスト追加なし

    ◆初出一覧◆ 
    不遜で野蛮 /書き下ろし 
    ※本書は2006年1月にビーボーイノベルズ「不遜で野蛮」として刊行されたものに、以下の作品を追加収録しました。 
    One and only /書き下ろし

  • 【あらすじ】 「その調子で、隣にエロい声聞かせてやれよ」警視庁のエリート官僚・上條は、やむをえない事情から、有能だが型破りな刑事・織田と極秘捜査につく。織田が張り込み先に指定したのは、参考人の隣の部屋、しかも男同士のカップルを装っての住み込み捜査だった!!毎夜、織田から施される甘い愛撫に翻弄され、あられもない声をあげさせられる上條。キスも愛の囁きもすべて捜査の為…!?アダルトラブストーリー、書き下ろしを加えて新装版で登場

    あーなんでこんなにも、余裕のない攻にはかなわないんでしょ。

  • 新装版
    熱情シリーズ_03

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著者プロフィール

好評既刊本!大人気シリーズ「ヘンな名湯」「もっとヘンな名湯」「日本百ひな泉」「真夏の温泉」(いずれも、みらいパブリッシング)作家、ひなびた温泉研究所ショチョー。本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営。日本全国のひなびた温泉を取材し、執筆活動をしている。「NHK ごごナマ」「テレビ東京 よじごじDays」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などメディアに多数登場。著書に「ひなびた温泉パラダイス」「戦国武将が愛した名湯・秘湯」「東京休日端っこ散歩」がある。

「2023年 『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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