詩人の生

  • 鳥影社
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862658432

作品紹介・あらすじ

詩人という自己
短い物語を積み重ねることで、「詩人」と「生」の関係を描く。しかも同時に「詩人」と「生」が容易につながり得ない生も、「詩人の生」として引き受ける覚悟を語る
著者の言うことに騙されてはいけない。例えばヴァルザーはこう言う。「タイトルは『詩人の生』で、私のみるところ、これまでの私の本の中でももっとも朗らかな、もっとも詩情に富んだもの〔……〕物語風に詩人を描き出している文章ばかりを、念入りに選び出しました。そのために全体は一つのロマンチックな物語として読めるようになっています。」本当にそうか? では確認してみよう。

著者プロフィール

ローベルト・ヴァルザー(Robert Walser)
1878-1956年。ドイツ語圏スイスの散文作家。長編小説の他、多数の散文小品・詩・戯曲を発表。1933年以降は精神療養施設で過ごし、1956年のクリスマスの朝、散歩中に心臓発作で死亡。同時代において、カフカ、ベンヤミン、ムージル、ヘッセに愛読されたその作品は、現代では、W・G・ゼーバルト、E・イェリネク、S・ソンタグ、J・M・クッツェー、E・ビラ=マタス、G・アガンベンらの作家、思想家に愛読されている。

「2012年 『ローベルト・ヴァルザー作品集4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ローベルト・ヴァルザーの作品

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