僕らはソマリアギャングと夢を語る――「テロリストではない未来」をつくる挑戦

著者 :
  • 英治出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862762221

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  • 「Realization」→理解→課題発見・共創→現実化

  • 志を持ってまっすぐ進むその姿にエネルギーをもらい、また尊敬の念で頭が下がる!ソマリアへの入り口を探してさまようのでなく自ら立ち上げることができる行動力。口だけじゃないかっこよさ。行動ありきの軽率さで周囲をヒヤヒヤさせる彼が経験を得て思慮分別を弁えた大人に変化していく物語としても楽しめるしソマリアからケニアに流れてギャング化した若者たちの、可哀想でも凶暴、でもない一人の人としての姿も鮮やかだ。応援したい気持ちと、肩を並べて走っていきたい気持ちが混ざって、私も頑張ろうという気にさせてくれる一冊だった!

  • 日本人である私が他国でできることってあるのかな?物資を供給するだけの支援はしたくないなぁ… どのような支援ができるのだろう… など、日々もやもや考えていた自分ですが、

    永井さんのように、興味を持ったことに突き進めば、その過程の中で、適切な方法は見つかっていくものであり、行動を起こすことが何よりも重要だと思いました。

著者プロフィール

1991年、神奈川県生まれ。NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。国連人間居住計画CVE(暴力的過激主義対策)メンター。テロと紛争の解決をミッションに、主にソマリアなどの紛争地にて、いわゆるテロ組織の投降兵や逮捕者、ギャングなどの脱過激化・社会復帰支援や過激化防止を実施。また、テロ組織との交渉および投降の促進、国連機関や現地政府の政策立案やレビューなどにも従事。London School of Economics and Political Science紛争研究修士。「Forbes 30 Under 30」や「King Hamad Award」など、国内外で受賞や選出多数。

著書に『僕らはソマリアギャングと夢を語る 「テロリストではない未来」をつくる挑戦』(英治出版)、『ぼくは13歳、任務は自爆テロ。 テロと戦争をなくすために必要なこと』(合同出版)がある。

「2021年 『共感という病 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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