コーポレート・エクスプローラー――新規事業の探索と組織変革をリードし、「両利きの経営」を実現する4つの原則

  • 英治出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862763297

作品紹介・あらすじ

大企業にしかできないイノベーションの起こし方
なぜGEは失敗し、IBMは成功したのか?
鍵は相異なるベクトルを両立し、社内を動かすリーダーだった。
起業家とも異なるCEという存在と、その活躍に必要な条件を
世界的経営学者と実践家が体系化。

「両利きの経営」、待望の実践書!

[構成]
Part1 探索を目指す
1 社内イノベーションの利点
2 新規事業はCEが動かす
3 戦略的抱負
Part2 イノベーションの原則
4 着想―新規事業のアイデアを出す
5 育成―検証を通して学ぶ
6 量産化―新規事業のための資産を集める
Part3 両利きの組織
7 探索事業部
8 探索事業システム
9 CEのリスクと報酬
Part4 探索事業のリーダーシップ
10 探索事業を妨げる「サイレントキラー」
11 二重らせん―イノベーションと組織変革を「両立する」リーダー
12 行動する覚悟―新規事業の量産化を決断するリーダー

感想・レビュー・書評

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  • 何かとバズワード化している「両利きの経営」ですが、
    続編が出たということで読んでみました。
    (正確に言えば、読まないといけないシチュエーションに追い込まれ、
    止む無く読んだって感じなのですが。)

    ※両利きの経営
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4492534512#comment

    ※両利きの組織をつくる
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4862762867#comment

    本のタイトルである「コーポレート・エクスプローラー」というのは、
    両利きで言うところの探索サイド(新規事業)を
    推進していく人のことです。
    そのため、本としては新規事業側の話がメインになっています。

    この本を読み進める上で、一番大切なこと。
    それは、「両利きの組織をつくる」でおなじみの
    加藤先生のあとがきから読み始めること、
    それに尽きます。
    そのルールさえ守れば、この本の概要は
    掴めるんじゃないかと思います。

  • 両利きの経営の実践という言葉に嘘偽りなし。
    新規事業開発を担当する1人として得るものがあったり

  • スタートアップか大企業かではなく、大手企業でのイノベーション創出に向かうCE(Corporate Explorer)の役割を整理し、必要なHowについて具体論を中心に解説されている。企業事例をあげ、経営視点でどう会社で働く人たちを動かし、より価値ある会社にしていくか、全員が必死に考える仕組みを作れるかなど様々な視点のストーリーがあり印象的なメッセージが多い。

  • ものすごく共感!

    大阪府知事の吉村さんが、リーダーに必要なものは、判断力、決断力、実行力と、それに裏打ちされる勇気、だと言っていたけれど、それに通じるものがある。

    CEに求められるのは、コア事業からの信頼と、経営陣を動かすチカラ。なかなかハードルが高い…。

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著者プロフィール

ボストンを拠点とするコンサルティング会社チェンジ・ロジックの共同創業者。マッキンゼーやIBMなどで25年にわたりコンサルタントとして活躍。企業やビジネススクールなどでの講演も多数。

「2023年 『コーポレート・エクスプローラー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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