あ~、また言っちゃったがなくなる 男の子ママの言葉かけ便利帳

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  • 総合法令出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862806833

感想・レビュー・書評

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  • ”便利帳”の題名そのもの、本当に便利な本です。
    幾つか出てくる、状況に応じたフレーズが、状況や意図まで説明した上で羅列してあるので、使いやすいし、その部分を見返しやすいんです。


    P43 お母さんの思いの伝え方

    ・丁寧に、息子のわかる言葉遣いで話す
    ・お話をするときの環境や状況を整える。
    ・息子の気持ちに寄り添い、自分の思いを言葉にする。

    P54 子育てがラクになる鉄板フレーズ
    ・それでいいよ。
    ・すごい
    ・かっこいい
    ・ありがとう
    ・うれしいわ
    ・お兄ちゃんだね
    ・頑張ったね
    ・さすが
    ・大好き
    ・やったー
    ・その調子
    ・前よりいいわ
    ・うまくなったね
    ・できているわよ
    ・OK!

    P62 ★男の子に響く言葉かけ
    ・否定から肯定へ
    ・お母さん目線から、男の子目線へ
    ・怒りから笑いへ
    ・叱責から励ましへ
    ・行動から想いへ

    P65 叱るのが成立する条件

    ・息子と信頼関係がある
    ・明確なメッセージがある
    ・ゴールの設定ができている

    叱る場面は、
    ・自分や周りの友達のケガや命の危険につながるとき
    ・人としての尊厳やプライドを傷つけたとき

    P83 心に響く叱りフレーズ

    ・ダメでしょ、×→何をしているの
    ・こら!、×→あっ!
    ・やめさない、×→危ないよ
    ・ちゃんとしなさい、×→どうしたらいいかな?
    ・前も言ったでしょ、×→それしたらどうなるかな?
    ・これ言うの何回目?、×→前の事覚えてる?
    ・いつもおんなじ、×
     →お母さんの言いたいことはなんだと思う?
    ・わからない、×→おもしろいねー
    ・静かに、×→お話し聞いてくれる?
    ・他の人が見ているよ、×→どうしたらよかったかな?
    ・うるさい、×→小さい声でおはなしできる?
    ・なんでしたの?、×→何をしたかったのかな?
    ・思い出して、×→あの時何をしていたのかな?
    ・返事は?、×→自分のお口で言ってね
    ・やさしくしなさい、×→やさしくできるかな?
    ・お口で言って、×→お話しできるかな?
    ・叩かない、×→どうしたの?
    ・押さない、×→一緒に行こうか?
    ・大丈夫、×→これから〇〇になるからね。
    ・好きにして、×→どうしたかったのかな?

    P102 心に届くほめフレーズ

    ・すごいね、×→〇〇が良かったよ
    ・100点とってえらいね、×→勉強がんばっていたからねー
    ・やればできるじゃない、×→できるとおもっていたよ
    ・言われなくてもやってね、×→よく気づいたねー。
    ・今度は〇〇もできるようにならないと、×
     →今凄いことをしているよ!
    ・このくらいはできて当たり前、×
     →上手になったね。
    ・昨日はありがとう、×
     →(その場で)これしてくれてありがとう
    ・いいことしたね、×→お母さんはうれしかったわ
    ・あとはここができればいいんだけど、×
     →そんなことできるようになったんだ
    ・頑張りなさい、×→よく頑張ってるねー

    P127 ちゃんと伝わるしつけフレーズ

    ・早く寝て、×→一緒に寝ようか
    ・食べなさい、×→これ食べられるかな?
    ・好き嫌いしない、×→どれが美味しいかな?
    ・そこじゃない、×→よく見てご覧
    ・先に言って、×→今どうしたいかな?
    ・どうしてできないの、×→難しかったねー
    ・またー、×→今から何をするのかな?
    ・汚い!、×→それどうしたいの?
    ・じっとして、×→今は我慢できる?
    ・静かに!、×→後でお話ししようか
    ・自分でしなさい、×→〇〇してみよう
    ・汚さない、×→きれいにしておいてね
    ・鬼が来るよ、×→お母さんはそれは止めて欲しい
    ・急ぎなさい、×→自分でできる?手伝おうか?
    ・そのままでいい、×→どうしたらいいと思う?
    ・勉強しなさい、×→いろいろなことが分かるよ
    ・ご飯であそぶのならたべなくていいよ、×
     →ご飯は遊ぶものじゃない
    ・間違ってるよ、×→無言で見守る
    ・どうじゃない、×→そういうやり方もあるねー
    ・最期までしなさい、×→もちょっと!

    P146 今日から使いたい日常フレーズ

    ・連れて行かないよ、×→どうしたかったのかな?
    ・恥ずかしい、×→かっこ悪くない?
    ・みっともない、×
     →それ周りの人から、どう見えると思う?
    ・そんなこともできないの?、×
     →おしいねー、もうちょっと
    ・遅い、×→がんばれー
    ・今はそれじゃない、×→今何をする時か分かる?
    ・せっかくなのに、×→今がチャンスだ
    ・なにその言い方、×→他の言い方できる?
    ・すぐしない、×→次の事、ちょっと考えようか
    ・待ちなさい、×→もう少し待てるかな?
    ・馬鹿ね、×→おもしろーい
    ・どこ行くの?、×→今からどこ行くか教えて
    ・口答えしない、×→お母さんのお話し聞いて
    ・言い訳しない、×→そう言いたかったんだね。
    ・怖いの、×→勇気がいるね。
    ・お兄ちゃんでしょ、×→下の子に優しくできる?
    ・弟でしょ、×→上の子に優しくできる?
    ・男のくせに、×→それちょっと苦手だね。
    ・負けてるよ、×→自分との勝負
    ・女の子みたい、×→苦手なこともあるよね。

    P170 メリハリがつくようになる遊びフレーズ

    ・いつまで遊んでいるの?、×→何時までにする?
    ・遊ばないの、×→今、〇〇するときよ
    ・なんでそんなことしたの?、×
     →それがしたかったんだねー
    ・今は遊ぶときじゃない、×→いますること教えて
    ・貸してあげなさい、×→これで遊びたかったんだねー
    ・我慢しなさい、×→これがしたいんだね。
    ・片付けなさい、×→キレイにしよう
    ・投げないの、×→投げていいのはボールだけ
    ・丁寧に、×→自分のしたいようにしてごらん
    ・走らない、×→走ると危ないよ
    ・一緒に使いなさい、×→交代で使えるかな?
    ・声小さいよ、×→聞こえるように教えてくれる?
    ・一生懸命しなさい、×→力いっぱいしてごらん
    ・ふざけない、×→楽しくやろう
    ・ルールを守りなさい、×→ルールわかるかな?
    ・また今度、×→今日はおしまい
    ・後でね、×→〇〇が終わったらね。
    ・遊びすぎ、×→いっぱい遊べたね
    ・そんな言葉使わないの!、×→お母さんは悲しいわ
    ・外でやりなさい、×→一緒に遊ぼう

  • まだ息子は喋れるわけではないけど、色々心構えが必要と思い読んでみました。
    小さなTipはありますが、それはおいおい実践していくとして、以下を基本方針として頑張りたいです。

    ・丁寧に息子の分かる言葉遣いで話す
    ・お話するときの環境や状況を整える
    ・気持ちに寄り添い、自分の気持ちを言葉にする

  • 男の子あるあるがおもしろかった!
    そうそう!そうなんだよね!ってことばかり。
    この作者の他の本も読みたい。

  • 男の子はこういうものだからー
    がたくさん書かれていてまぁわかる、うちの息子も同じだわ~とは思った。

    これはどうせ読むなら息子がもっと小さいうちに読むべきだった。
    積読の中の1冊で買ってからもしばらく手付かずのうちに息子はすでに4年生。
    子供が未就学児、せめて低学年の間に読まないと今更感が強くなってしまう内容だった。

  • 実践済み不要

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著者プロフィール

大阪教育大学教育学部 准教授。元保育士。1968年兵庫県生まれ。兵庫県西宮市公立保育所初の男性保育士として12年間子どもたちと向き合う。その間には、3人の子の父親として育児休暇を3回取得。 保育士時代の経験はもちろんのこと、3人の子は全員息子、自身も3兄弟の長男で、高校生の頃から青少年活動(いわゆるキャンプのお兄さん)で小学生男子ともどっぷり関わってきた「男の子のプロ」。本書で男の子育児のコツをあまさず披露。
NHK Eテレ『すくすく子育て』他、テレビや新聞、雑誌等でも活躍中。年間60回ほどの講演は笑いあふれる子育て漫談で、関西を中心に絶大な人気がある。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。

「2022年 『発達が気になる&グレーゾーンの子供を伸ばす声かけノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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