いま本当に伝えたい感動的な「日本」の力

著者 :
  • 総和社
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本棚登録 : 49
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862860576

作品紹介・あらすじ

あのとき「日本人」を発見した。元ウクライナ大使だからこそ書ける日本論。

感想・レビュー・書評

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  • 馬淵先生のものですよ
    感想とかも御座いませんよ。

  • タイトルを見て最初に思ったことは
    感動的な「日本人」の力・にして欲しかったということでした

    馬渕さんの提案はおおいに利用価値のある内容だと思いますし
    コレを読んだ高校生に自主的に発奮してほしいと思いますが
    その前に「はじめに国家ありき」の考え方を
    再確認して置かなければならないと思いました

    馬渕さんは全体観に添う自然の流れが創る変化と
    人間の不安恐怖がつくる分離感によって奪い合おうとする
    縄張り根性が持つ破壊行為の違いを混同しているのではないだろうか

    そもそも所有欲からなる国家とは対話を拒否した利己的な
    強欲による暴力で作り出した権利意識にすぎない
    向き合った双方の納得のない力尽くであてがいぶちの法律も
    煎じ詰めれば理不尽なリンチにすぎない
    未来を担保とする契約という秘め事も同様である

    つまり条件を外した素の人間にとって選択肢は無限にあるのであり
    尽きることなく追求していくのが視野を広げることによる
    意識の成長であり人生において成すべき仕事なのではないだろうか

    以上を大前提とした上で
    目的と手段を取り違えて人間が作り出した現状の矛盾を
    どう乗り越えて行くかを直面する手段として考えていくべきだろう
    この段階における現実的方法論として
    馬渕さんの視点を広げた提案は物質至上主義に陥っているこの難局を
    切り開くために有効な特効薬となるかもしれない
    おおいに検討の余地があると思う


    進路で悩む高校生などに読んでほしいと思う
    しかし鵜呑みにせず自分の心に問いかけながら咀嚼して欲しい
    特に「初めに国家ありき」と言う狭い判断を乗り越えてもらいたい

  • 2013/10/18:読了

    『国難の正体――日本が生き残るための「世界史」』に比べると...
    良い本を続けて書くのは、大変なんだなぁ。

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著者プロフィール

元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、前吉備国際大学客員教授。
1946年京都府生まれ。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。
1971年研修先のイギリス·ケンブリッジ大学経済学部卒業。
2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年11月外務省退官。
同年防衛大学校教授に就任し、2011年3月定年退職。
2014年4月より2018年3月まで吉備国際大学客員教授。
著書に『国難の正体』(総和社/新装版:ビジネス社)、
『知ってはいけない現代史の正体』(SBクリエイティブ)、
『米中新冷戦の正体一脱中国で日本再生一』(ワニブックス/河添恵子氏との共著)、
『天皇を戴戦くこの国のあり方を問う 新国体論一精神再武装のすすめ』(ビジネス社)、
『国際二ュースの読み方 コロナ危機後の 「未来」 がわかる!』 (マガジンハウス)など多数。
未来ネット 【ひとりがたり 馬渕睦夫】、 チャンネル桜 【桜無門関 馬渕睦夫x水島総】レギュラー出演中。

「2022年 『道標 (みちしるべ) - 日本人として生きる -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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