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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862960863
感想・レビュー・書評
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高校時代に互いに好きで好きでやっと結ばれた二人が、不幸な出来事で離れ離れになってしまい、社会人となって8年ぶりに再会するのですが、冷え切った関係が元に戻るわけもなく。
痛くて苦しい恋です。
火崎センセ独特のずっと攻視点描写なので、真中の思いは痛いほど伝わってきて切なくなりました。強がっている攻の、隠し通している弱い部分が曝されているのには萌えます。
ただし、成美の気持ちはわかりにくいのです。
同級生の再会愛で、リーマンもの。
でも、二人にとって許されない恋なので、果たしてどうやってこの過酷な状況を乗り越えていくのかとすごく心配させられました。
及川とか周囲の明るさに助けられます。でも、及川は、また別の誤解を引き起こしちゃうんですよね…ハラハラさせられました。
及川はいい奴です。上島先輩とラブラブになれるといいなとw
真中は、ずっと成美を想い続けていて、それゆえの苦悩が大きすぎるんです。
ちょっと心情の描写がくどいところもあったけど、成美に対する気持ちが真摯なものであることはひしひしと伝わってきました。ラストは成美の前向きな姿に、ほんとにほっとさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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