夜の獣たち (ARLES NOVELS)

著者 : 水月真兎

• ユニ報創 (2008年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[榊三日月さんの感想 · 2016年7月11日]

ヤクザの攻めと元殺し屋の話。
攻めは幽霊が見えたり、予知能力があるらしいので、ファンタジーの話かと思えば違うようで、ヤクザの内輪揉めの話しだったみたい。
攻めが東日本最大の暴力団の会長になぜ20代なのになれたのかとか、受けがお金のためになぜ親友を殺したのかなどの説明もないし。
攻めの霊力 の説明もないし。
なんか全てが消化不良な感じ。
続編があるならまだ、わかるけど、それもないようだし…。
しかも、攻めは受もできるリバOKな人らしい…強面な大男でヤクザのドンなのに…。
そこの説明もなしかよ〜〜。
昔攻めを抱いてた男の話しとかを続編で読みたかったな。

[banri08さんの感想 · 2016年6月6日]

組のトップ・八島×元殺し屋・十火。仕事で親友に手をかけた事により人を殺せなくなった十火、偶然八島を助けたために… 幽霊が見えるらしい八島なんですが、その辺は結局曖昧なままなのが気になる。ガンガン口説いてるのにいざ十火がOKしたら狼狽えた表情をする八島が可愛かったです。展開的にはちょっと淡々としている為盛り上がりにかけるかな。