京都の路地まわり道

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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863101340

作品紹介・あらすじ

慌ただしい日常の中で看過しがちな事物に目を留め、ちょっと立ち止まって思案することの大切さを忘れずにいたい-。裏千家十六代家元から、京都を愛する旅人に贈る60の掌編。

感想・レビュー・書評

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  • 己丑(主人のスタイル;瞬きの秋)
    庚寅(写真;巨木の森 ほか)
    辛卯(長火鉢;ぬくぬくできる場所 ほか)
    壬辰(冬の大台所;夜へ走る ほか)
    癸巳(年未年始あわただし;二月の書庫 ほか)
    甲午(茶花;川辺の奇譚 ほか)

  • 裏千家家元の京都話。

    日常を切り取って書かれている。
    言葉遣い、文章のリズム感が、水が穏やかに流れている感じ。

    読んでいると日常を忘れ、たゆたう時を楽しむ感じ。

    観光的な要素も、歴史的な要素もあまりない。
    あくまでも家元の日常。

    ゆらゆらゆらゆら。。
    文章から流れてくる穏やかな流れに、日常を忘れた。

  • カバーを剥がすと緑色。綺麗だね。

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著者プロフィール

茶道裏千家家元。昭和31年、京都府生まれ。臨済宗大徳寺管長・僧堂師家 中村祖順老師のもとで参禅得度、斎号『坐忘斎』を受く。祖順老師没後、妙心寺盛永宗興老師のもとで参禅。平成14年12月鵬雲斎家元の跡を継ぎ、裏千家家元となり今日庵庵主として宗室を襲名。現在、一般財団法人今日庵理事長、一般社団法人茶道裏千家淡交会会長。

「2022年 『茶の湯 裏千家 一陽来復』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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